やり抜く力(グリット)とは?今から身につけられる人生のあらゆる成功を決める能力

投稿者:中沢康彦
このブログではしばらく健康の話題ばかり書いていたので「マインド」について書きたくなりました。以前に書いた「習慣化」にも通じる話題ですが、今回は「やり抜く力」と言うことについて書きたいと思います。

やり抜く力(グリット)とは

この記事では、心理学者のアンジェラ・ダックワースさんの著書「やり抜く力 GRIT(グリット)」の内容を紹介したいと思います。話題になった本なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
人生で成功するためには「才能」や「能力」のように、持って生まれた力が影響すると思っている人も多いでしょう。今からでも身につけられる「やり抜く力(グリット)」が成功のために非常に重要であることを紹介した、グリッド理論のことです。

快適な生活のために

こういう話題はビジネスの話題ってとらわれがちで、もちろん自身の仕事やプロジェクト、あるいは副業などの個人ビジネスに当てはめて読むと分かりやすいです。経済は快適な生活に大きく影響しますからね。
またビジネス以外にだって。例えば、家庭の中のこと、家事や育児や趣味などでも、やり抜く力があると達成感や自己成長の度合いも高まるし。家の中をきれいに保つことや、健康維持やダイエットにも当然影響するわけですから、ということでこのブログの話題として取り上げようと思います。

グリットが強いと

グリットとは『やりぬく力』であり、1つの物事に継続して向き合い完遂する能力のことをいいます。
長年に渡り、「才能」と「努力」のどちらがより成功への影響が大きな鍵となるのか、心理学の世界で議論されてきたわけですが その結論は見つからないままでした。 そこに第3の成功因子として提唱されたのが「グリット」で、大変注目を集めたわけです。

提唱者の アンジェラ・ダックワースさんによると、教師時代、当時は知能指数(IQ)が成績に大きく影響すると考えられていたけど。生徒の持つIQと成績が必ずしも比例しないことに着目し、 IQが高いにもかかわらず成績が低迷している生徒が「時間をかけて物事に取り組む能力」の有無が成績に深く関係しているのではないかと考えたことが、グリット理論の出発点だったと述べています。

そして、心理学者になったアンジェラさんは、「才能」「努力」意外に、自らの提唱する「グリット」という因子が、様々な分野の成功者にどれほど影響を与えているか研究を行ったのです。

グリット・スコアの高い方が、例えば軍隊の士官学校などでの精神力を試されるような厳しいトレーニングにも耐えられること。
英単語の暗記など記憶力にも大きな影響を与えること。
教師が生徒を指導するなど指導力や教育力という分野においても大きく影響すること。
セールスマンの営業力やコミュニケーション力などビジネスのシーンにも影響すること。
などなど、様々な成功に関して、グリッドが影響していることを述べていらっしゃいます。(下記動画もご参照下さい)

また、著書の中では、悲観主義者よりも楽観主義者の方がグリットスコアが高く、グリットが高い人ほど幸福感を感じやすく、心身の健康面にも良好なこととも紹介されています。

グリットスコア

グリットは様々な能力に影響することがわかったわけですが、しかも、グリットは意識することで誰でも高めていくことができる後天性の因子であることが判明しているのです。
では、現時点での自分のグリットはどのくらいなのか?気になるところですよね。下記の質問に答えるだけで簡単にチェックできます。下記10項目について、①~⑤段階で選び点数を合計してみて下さい。

①非常に当てはまる
②かなり当てはまる
③いくらか当てはまる
④あまり当てはまらない
⑤まったく当てはまらない

1.新しいアイデアやプロジェクトが出てくると、ついそちらに気を取られてしまう。54331
2.私は挫折してもめげない。簡単にはあきらめない。12345
3.目標を設定しても、すぐ別の目標に乗り換えることが多い。54321
4.私は努力家だ。12345
5.達成まで何ヶ月もかかるようなことに、ずっと集中して取り組むことができない。54321
6.一度始めたことは、必ずやりとげる。12345
7.興味の対象が毎年のように変わる。54321
8.私は勤勉だ。絶対にあきらめない。12345
9.アイデアやプロジェクトに夢中になっても、すぐに興味を失ってしまったことがある。54321
10.重要な課題を克服するために、挫折を乗り越えた経験がある。12345

[評価方法]
やり抜く力 ・・ 全ての項目の合計点を10で割る
情熱 ・・ 偶数の問題の合計点を5で割る
粘り強さ ・・ 偶数の問題の合計点を5で割る

ちなみに、 アメリカ人の やり抜く力 の平均値は「3.8」だったそうです。あくまでも主観によって変わるものなので性格が控えめな人は小さい値になる傾向があるでしょう。つまり、人と比較するよりも、定期的に自分で行ってみて、その値の変化を意識するのがよいでしょう。

情熱とは

一つのことに 専念することです。何か取り組んだもの。やるべきことにじっくりと長い間にわたって取り組む姿勢が重要と考えられているわけですが。その取り組む何かを好きになれるか?そういったことが大きく影響するでしょう。

粘り強さとは

満足をしないことです。何かを行って、それがどんな結果であっても、悲観したり慢心したりするのではなく次はもっと上を目指すという人が粘り強いと言えるでしょう。例え今回のテストの点数が良くても悪くても、次回は更に上を目指してコツコツと努力してゆっくりでも成績を伸ばことができるのは、粘り強さがあればこそなのです。

短距離走ではなくマラソンのように

グリットというやり抜く力を意識するにはこう考えたらいいでしょう。
人生の中で、ものすごく頑張るときもあるはずです。例えば受験生が受験勉強をするようなイメージですね。あるいは何かのプロジェクトの締め切りがあって徹夜で頑張るなんていうこともあるでしょう。
そういった、「ものすごく頑張る」は短距離走の瞬発力のようなものです。もちろんそういう「努力」ができることも必要でしょう。ダイエットで言えば、3ヶ月後の結婚式でこのドレスを着るために必ず5kg落とすんだみたいな時でしょう。

それに対して「やり抜く力」というのはマラソンの持久力のようなものです。徹夜で仕事をしたりする努力ではなく、定年まで勤め上げるとか。ダイエットで言えば、無理のない良い習慣を身につけてそれを長く継続していくようなイメージですね。そんな努力を長期間継続できるようになることも大事ってことです。

まとめ

仕事やビジネスに関してはもちろんのこと、ダイエットや健康維持についても、良好な人間関係を維持するにしても、途中で投げてたらそれでは成果や結果にはつながっていかないわけですからね。継続していくことが大切なことは簡単にわかります。

では、そんなマラソンの持久力のような、やり抜く力 をどうやって身につけていったらいいのか。それをアンジェラさんから学んだことも、このブログでシリーズで紹介していきたいと思います。

参考

やり抜く力 GRIT(グリット)― アンジェラ・ダックワース (著)


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