夜なかなか眠れない、眠りが浅い。。。不眠症におすすめのアロマオイル?!

日本人の約5人に1人が「眠れない」「夜中に目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」といった不眠症に悩む人がいらっしゃいます。不眠症は、心や身体にさまざまな悪影響を与えます。

ストレスは不眠の大敵!

ストレスや不安・悩みがあると、なかなか寝付けなくなったり、夜中に目が覚めてそのまま眠れなくなるというのは。誰もが経験があるのではないでしょうか?

その結果、自律神経や内分泌の調節機能が乱れ、便秘や下痢、無気力、倦怠感などの不調につながり、それが不眠の症状に繋がります。【不眠症の主な症状】

・寝付くのに2時間以上かかる。神経質傾向の人に見られやすいタイプ(入眠障害)
・夜中に2回以上目が覚めてしまう。(中途覚醒)
・起きる2時間以上早く目覚めてしまう。うつ傾向の人に見られやすいタイプ(早期覚醒)
・眠りが浅い。(熟眠障害)

不眠・眠りが浅いときに

寝室の環境、昼寝のしすぎ、病気などが原因ではなく、頭ばかり冴えて寝付けない、 高ぶった神経を落ち着かせ、自律神経のバランスを整える働きのあるアロマオイルでゆっくりとリラックスしてみましょう。

リラックス 効果のあるラベンダー

自律神経のバランスをとる働きがあり、不眠によく用いられる香りです。鎮静作用にも優れ、体の緊張・興奮状態をゆるめ、リラックスさせます。高濃度で嗅ぐと逆に眠れなくなるので、寝る30分から1時間くらい前にお部屋にふわっと香らせてみましょう。

悩みごとや不安で眠れないとき

心静かな時間を過ごしたいときに、フランキンセンス・サンダルウッドなど
お香のような印象の精油に、好きな香りやネロリ、カモミールなどをブレンド
オレンジ・スイートオレンジのフレッシュな香りはリラックス感や安心感をもたらしてくれます。悩みごとや不安で眠れないときにおすすめです。

マンダリン
緊張や不安感が続いて眠れないときに役立ちます。
ティッシュかコットンに1〜2滴垂らしたものを枕元に置いてみましょう。
甘い柑橘の香りで、体の緊張がほぐれていきます。

元気を取り戻すオイル
頑張りすぎてへとへとになってしまった時に。心と体に活力をとり戻してくれます。腕の内側、胸骨、みぞおちへ塗布、耳全体を軽くもんだ後、両手で耳全体を包むようにしてみましょう

オウシュウアカマツ4滴 ゼラニウム3滴 マンダリン4滴 キャリアオイル30ml

気持ちをリラックスさせ、ホルモンのバランスを整える

イランイラン

ストレス性の動悸や不整脈を落ち着かせ、血圧を下げる働きもあります。南国を感じる濃厚な花の香り。香りが強いと感じたら、オレンジやベルガモットなどの柑橘系とのブレンドしてみましょう

精神的な落ち込みや不安で眠れないときに

ベルガモットローズも自然がくれた天然の抗うつ剤とも言われています。
ハートを温め、辛い気持ちから解放してくれて、気分を明るくするとともに心を落ち着かせる働きがあります。

ローズオットー3滴 ベルガモット4滴 サンダルウッド3滴
ホホバ油20ml/みつろう5g/ローズ蒸留水5ml

自宅にあるものでできる簡単な方法

アロママグカップ

マグカップにお湯を入れてレンジで1分ほど温めます。お湯に好みの精油を2滴ほど垂らして香りを拡散。その水蒸気を吸って香りを楽しみます。

アロマフットバス

洗面器に40〜42度くらいの湯をはり、精油を2〜3滴垂らします。ゆったりと椅子に座って10〜15分ほど足浴を。香りの効果に加えて、足から全身が温まってリラックスできますよ。

アロマバス

精油3〜5滴を天然塩20〜30gに入れてよく混ぜ、浴槽にはったお湯に入れてよくかき混ぜてから入浴します。全身がほどよく温まって寝つきがよくなります。 お湯の温度は39度~40度ぐらいが、ゆったりできておすすめです。

アロマ温湿布

肩こりや膝、腰の痛みなどで寝付けない時に。濡らした小さめのタオルをビニール袋に入れ、レンジで30秒ほど加熱。ビニールに入れたままの熱いタオルに精油を2滴ほど垂らしてタオルを出し、熱すぎない温度になったら凝りや痛みの気になる部分を温めます。 鎮痛効果のあるカモミールローマンやラベンダー精油を使うことで症状を和らげ、心地よい眠りに導きます。

ティッシュやコットン・ハンカチに好きなアロマオイルを1、2滴垂らしたものを枕元に置いてみましょう。アロマスプレーを作り、枕やシーツにスプレーすればほのかに香ります。持ち運びできるので、旅先や出張にも便利です。

★注意したいこと

香りには個人により好みがあります。紹介したアロマの香りが好みでなければ、かえって眠れなくなってしまうため、注意してくださいね。自分にとって「落ち着く香り」かどうかも大切です。好きな香りを取り入れて、溜まったストレスや疲れが和らいで、寝つきがよくなっていることが実感できるはずです。

参照にした本 

~~~いちばん詳しくて、わかりやすい! アロマテラピーの教科書~~~ 


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空やお花・動物の写真を撮るのが楽しいです
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