紫外線ダメージから美しい髪を守るには？

時に髪は、肌以上に年齢を語ると言われます。髪がパサついてツヤがなくゴワゴワとしていたら老けた印象を与えてしまいますね。髪の傷みを招く要因は色々ありますが、そのひとつが紫外線。

髪や頭皮が浴びる紫外線量はなんと顔の２倍から３倍。。。
髪が日焼けを起こしてしまうと、枝毛・切れ毛などのダメージヘアにつながるほか、髪が赤茶色に退色してしまう「光老化」という現象が起きます。夏の紫外線対策は怠らずにしっかりしたいですね

髪が日焼けするとどうなるの？

髪のツヤがなくなり、パサつく

紫外線でキューティクルがはがれると、髪の中の水分や栄養が流れ出てしまい、それが原因で髪が乾燥し、パサつきの原因になります。夏に髪の表面だけパサパサしてくるのは、紫外線の影響でもあるのです。

髪の柔軟性がなくなり、切れ毛や枝毛ができる

強い紫外線は、髪内部のシステイン結合を壊します。そのため、髪の毛の柔軟性がなくなり、引っ張っただけで髪の毛が切れたり、毛先に枝毛ができやすくなります。

髪や頭皮の老化現象が進む

肌が紫外線を受けると、シワやたるみの原因になるように、髪や頭皮も同じように老化現象が起こります。紫外線により、髪の毛の根元にある毛母細胞がダメージを受けると、抜け毛や薄毛、白髪の原因になります。

日焼けから髪を守るコツ

スプレータイプの日焼け止めで頭皮もUVケア

1.塗りムラを無くすために、髪から15cm以上離して噴きかける。
2.より効果を高めるために、スプレーを髪全体に手ぐしでなじませる。
3.外出先でも必ず小まめな塗り直しを心掛ける。2～3時間おきの塗り直しが理想です

帽子をかぶって髪を守る

お出かけの際は、帽子をかぶって髪の毛を紫外線から守ってあげましょう。今はおしゃれな帽子がたくさん出ていますので、その日のファッションに合わせて帽子を変えたり、ヘアアレンジで工夫したりと、楽しみながら紫外線対策をすることができますね♪

ヘアアレンジを崩したくなければ日傘でカバー

日傘もとても紫外線対策に有効です。 とくに日傘は頭だけでなく上半身の日よけ対策になり帽子よりも広い範囲を紫外線から守ることができます。 今は種類も多くなっているので、アクセサリーのひとつとして持ってみてはいかがでしょうか。帽子をかぶると、崩れがちなヘアアレンジも日傘であれば崩れてしまう心配もないので、自由にヘアアレンジを楽しむことができます。

ヘアアレンジを工夫する

いつも同じヘアスタイルだと、分け目の部分だけにダメージが集中してしまいます。この状態を放っておくと、抜け毛などの原因に。日によって分け目を変えてみましょう。それだけでも、ダメージを分散でき、頭皮を健やかに守ることができますよ。

日焼け後のアフターケア！

日焼け後の髪は、ダメージを受けて弾力を失い、パサつきだけでなく切れ毛や枝毛にもつながっていくので、普段よりしっかりとケアをしてあげる事が大切です

保湿の高いシャンプーを使う

• 洗髪前に、ブラッシングで髪の絡まりをとりながら、頭皮の血行を促進しましょう。髪が長い人は、からみやすい毛先→中間→根元の順に。無理なブラッシングはキューティクルをはがして、乾燥や切れ毛を招いてしまうので気をつけてくださいね。
• ぬるま湯で髪全体を十分に流して頭皮の皮脂や髪の汚れを落とします。次に、シャンプーをたっぷり泡立て、泡で髪や頭皮を包み込むように優しく洗ってあげましょう。
• コンディショナーは髪の水気を軽く切り、毛先など傷んだ箇所を中心に手ぐしを入れるように全体へなじませます。 ヘアパック やヘアマスクをする際は、蒸しタオルで5分ほど髪を包むと◎

ツヤのある美髪を作る髪の乾かし方

• 頭皮からやさしく指の腹を使ってタオルドライをする
• 髪の毛先をタオルで挟み込み水分を吸収する
• クシで髪全体をとかす
• 髪から15～20cm以上離して、温風で髪の上部→中間→毛先の順に乾かす
• 髪の上部から中間に向けて冷風を当てキューティクルを閉じる
  
  

低刺激のシャンプー・コンディショナーを使う

安価で販売されているシャンプー・コンディショナーの中には「界面活性剤」という化学成分を含んだものが多く、そうした洗髪料は髪についた汚れだけでなく、本来髪や頭皮に残すべき潤い成分や栄養分まで奪ってしまうことがあります。紫外線をたくさん浴びた日などは低刺激のシャンプー・コンディショナーを使いましょう。

• 敏感肌用
• ダメージヘア専用
• アミノ酸系

春夏などの紫外線が強い季節、アウトドアの予定がいくつもあるようなら、事前に低刺激のシャンプー・コンディショナーを用意しておくと必要な時に慌てずに済みますね。

お肌と同じように髪の毛も紫外線対策を！

肌と同じように髪も紫外線対策や保湿が大切す。正しい紫外線対策をやヘアケア方法を取り入れて、髪をしっかりとガードしながら楽しんでくださいね。夏の髪の予防が、秋以降の美しい髪のキープにつながります