コロナ禍で「巣ごもり便秘」が増えています。あなたは毎日すっきりですか？

おはようございます。
昨日は購読している医療系のニュースサイトから腸内環境に関する面白い記事が届いたので紹介します。

腸内環境は免疫や代謝や様々な健康に関係することは今では広く知られるようになっていますが、昨日届いたニュースは、腸内環境が国指定の難病である、自己免疫疾患の全身性エリテマトーデス（SLE）の発症を誘発することが考えられてきたが、それが臨床的に証明されたというニュースでした。

その病気の事はよく分からないし、その病気の知り合いがいるわけでもないんですが、腸内環境に関してはこういった新事実が次々と発表されているんですよね。
そういった話を聞くたびに、改めて腸内環境って大事なんだなぁって思うわけですが。

ここまでは前置きで

その記事の関連記事で紹介されていた記事のほうが、皆さんにとっても身近なことだと思うので、そちらを紹介したいんです。

巣ごもり便秘になっていませんか？

コロナの影響で便秘になる人が多い、という話題です。特に今まで便秘とは無縁だった人が、最近スッキリしないという便秘初心者が増えているのだそうです。
何日も排便がない状態が便秘と思っている人が多いですが、毎日排便があっても、残便感を感じるようなら便秘なんですよ。

便秘は免疫力の低下につながるので、特にコロナ禍においては見逃せない問題なのですが、そのコロナの状況が便秘の人を増やしているということなんですね。

巣ごもり便秘 の原因

原因は想像できる人も多いでしょう。自粛生活で運動不足になることが大きな要因ですが。
それ以外にも、マスクを着用しているとのどが渇きにくいので水分不足になりやすいとか。

自宅での食事が増えて、カップ麺やレトルトなどで食事を簡単に済ませてしまうことで起こる栄養のバランスの乱れ、特に食物繊維の不足が起こっているとこの記事では指摘しています。

外食より自宅の食事のほうが健康的というイメージがありますが、結局は何を食べるかなのですから、必ずしもそうとは言えないのでしょう。

改善策としては

まずは身体を動かすことが大事ってことですね。最近森さんが書かれた身体をほぐすという記事や、藤永さんが書かれたラジオ体操もいいでしょうね。そういった手軽にできる事でいいから身体を動かしたほうがいいでしょう。

しっかり水分補給をすることも大事ですね。ジュースはだめですよ。糖分の少なくて、今は汗をかく季節だから電解質もしっかりとれる飲料がいいでしょうね。

食物繊維をバランスよく

食物繊維をしっかる摂ることです。そして食物繊維なら何でもいいのではありません。バランスが大事なのですが。
この記事でも水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維をバランスよく取ることが大事と指摘していますが、便秘だからと言って野菜ばかり食べてもバランスが悪くなるから逆効果になる事もあるんですよ。

ただ、夏は献立がさっぱりしたものになるので、バランスが悪くなったり、油脂分も不足しがちで便秘になりやすい食事になってしまうんですよね。バランスをよくすると言葉で言うのは簡単だけど、実際するのは難しかったりします。不溶性は何に多く、水溶性は何に多く、そしてどのくらい含まれていてどれだけ食べたらいいのか？知識と行動が必要ですからね。

私達はとても良いものを知っているので、お困りの方がいたら教えて差し上げたいと思うのですが、まだまだ巣ごもり生活は続きそうですし、とにかく、適度に動くこと。水分を取ること。食物繊維を意識した食事をすること。
それとストレスをためないことも重要ですね。
生活を見直して快便生活を送りましょう。

参考記事　時事メディカル

コロナ禍で「巣ごもり便秘」

SLE発症に腸内細菌叢が関連？