野菜不足が気になる、いつまでも元気でいたいから、そんな目的で広く使われている「青汁」は、日本で一番たくさん売れている健康食品って言われますね。
ケール、明日葉、大麦若葉などいろんな素材の青汁がありますが、私は大麦若葉の青汁を愛用しています。飲みやすいし下記のような効果が期待できますので、老化防止、ダイエット、アレルギーなどによいって言われます。飲みやすいというのも大麦若葉を選んでいる理由です。
- SOD発言効果
- 活性酸素抑制効果
- ATP(エネルギー)産製効果
- 脂肪分解効果
- 内臓脂肪蓄積抑制効果
- アレルギー抑制効果
素材に何を使っているかだけでなく、国産かどうか、無農薬かどうか、そんなことも選ぶ上で大事なポイントですし、製造方法の違いってことも見落としてはいけないポイントなんですよ。
二種類の製造方法の違い
そんな青汁には、従来の粉砕末の製造方法と、エキスを絞り出す製造方法があるのをご存じですか?この製造方法の違いは青汁の品質に大きく影響すると言われます。
粉砕末による製造方法
従来の粉砕末の製造方法は、大麦若葉などの材料を乾燥させ、断裁して微粉加工して粉末にします。簡単に言えば葉っぱを細かく細かく切って粉末にするんですね。
この方法のメリットは加工の工程が簡単なのでコストがかからない事です。なので市販の青汁はほとんどこの方法で作られています。
しかしデメリットがあって。
細かく断裁するだけでは細胞まで砕くことはできないのです。ビタミン、ミネラル、クロロフィル、フラボノイド、酵素など大麦若葉の有用成分は、私たち人間が吸収することの難しいセルロースという硬い繊維質の中に存在したまま粉末になるので、そのまま摂取してもうまく吸収できないのです。
そのデメリットをなくすために葉っぱを絞ってセルロースを壊し、有用成分をエキスとして取り出す方法が考案されたわけです。
エキスを搾汁する製造方法
原材料を生のままセルロースが壊れるくらい強く圧力をかけて搾汁したエキスを噴霧乾燥させて粉末にする製造方法です。簡単に言えば生絞り製法ってことですね。
この方法だとセルロース(食物繊維)を取り除くことができるので、大麦若葉の類いまれな栄養素を吸収しやすくしてくれる大きなメリットがあるのです。
エキスの方がおいしい
また、この製法のもう一つのメリットは飲みやすい味に仕上げられる点にもあります。絞ってエキスを取り出すので粉砕末の製法に比べて溶けやすく沈殿もしにくいですし。青汁独特の苦みが抑えられるのです。
栄養がもれなく吸収される。しかも飲みやすいという事
ですから断然生絞りのほうがよいと思われるでしょうが、一つ大きなデメリットがあってそれは製造コストがかかり価格が高くなることです。
コストが高い
粉砕末の青汁の原材料の価格は1kgあたり、900~5,000円と言われます。価格に幅があるのは、例えば中国産は安いなど産地によっても違うしグレードの価格差があるからです。それに対して生絞りのエキスだと同じ1kgで、15,000円程度なので非常に高価なのです。市販品のほとんどの青汁が粉砕末の青汁なのはこのコスト面の理由です。
どちらを選ぶか?
青汁に限らず、サプリメントだってなんだって、そりゃあ品質が良いほうを使いたいわけですが。価格ってことも大事な要素です。栄養補給というのは一時的に行うのではなく、長く継続してこそ意味があるのですから、どんなに良いものでも価格が高くて継続できないものでは困りますよね。
自分の財布と相談して使い続けられる価格のものを選ぶ事になるわけですが。
粉砕末の青汁の価格と変わらないのに生絞り製法の青汁があったらいいと思いませんか?
私の愛用している青汁ってそうなんですよ。
教えてあげたいなぁって思います。
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