大豆ミートとは?ヘルシーで健康的でダイエット向けだし、地球環境の保護、動物の保護にもつながるのです

この記事は私が書きました。

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20kgのダイエット成功がきっかけで、3つの還暦チャレンジしています。
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今回のダイエットの食事に関する行動変容の一つとして「大豆ミート」を我が家の食卓に加えたんですが、なんでか?そもそも大豆ミートってなに?美味しいの?
さらにはそれがどうして地球環境や動物愛護につながるのか?
そんな大豆ミートについて記事にします。

大豆ミートとは

最近はスーパーでも普通に販売されています。「大豆ミート」とは、大豆からタンパク質を取り出して、繊維状にして肉のように加工した食品です。植物性代替肉って言うもので、ヘルシー志向の方や、ベジタリアン・ヴィーガンの人にはお馴染みの食材になっていることでしょう。

「畑のお肉」とも呼ばれますが、見た目や食感が肉のようなんです。

大豆ミートの種類と価格

大豆ミートには下記の3種類があります。

  • ブロックタイプ:から揚げや酢豚などに使えるタイプ。
  • フィレタイプ:生姜焼きや、照り焼きなどに良いです。
  • ミンチタイプ:ハンバーグやそぼろ、ミートソースなどひき肉の変わりになるもの。

そしてそれぞれが下記のような状態で販売されています。

  • 乾燥タイプ:使う前にゆで戻してから使います。
  • レトルトタイプ:袋から出してそのまま調理できます。
  • 冷凍タイプ:冷凍保存で解凍してから使います。

私が使ってみたのは、乾燥タイプとレトルトタイプの、フィレとミンチです。
スーパーで売っているものはいずれも少量で金額が高めです。肉の代わりと考えると少し割高って感じられるかも。最初は「美味しいの?食べれるの?」ということが気になるでしょうし、スーパーのもので試してみて、いけると思ったらネット通販で大きな袋を買うと割安になりますよ。

ゆで戻しと下味付け

いま大豆ミートの需要は急激に伸びていて、品質はどんどん向上していると言われているようですが、私が使ってみたものはいずれも大豆のニオイはします。これは豆乳でもなんでも大豆製品には少なからずあるものですよね。人によって好き嫌いがあるでしょうが、私はあまり好きでないです。なので調理前の下処理が大事ってことになるのですが。下処理でだいぶ大豆のニオイが消えるんです。

茹で戻し

乾燥タイプの場合は必ず茹で戻しが必要になります。大きめの鍋でたっぷりのお湯で吹きこぼれないよう3分~5分くらい茹でます。茹でが少ないとニオイが取れないのでしっかり煮ますが、煮すぎると形が崩れるので注意が必要です。

流水洗い

その後しばらく流水で洗います。この時形が崩れないよう注意をしながらもみ洗いして、一旦絞ってまた洗う、それを2回ほど繰り返します。最後にはキッチンペーパーなども使ってできるだけ水分を絞るといいですね。そのほうが下味がしっかり入ります。くれぐれも形が崩れないように注意しましょう。

下味

下味はお好みで、鶏ガラスープ、酒、醤油やみりんやだしや生姜などでしょうか、私はニンニク醤油で下味をつけるのが好きです。それと塩こうじを使うと大豆臭さを消しやすいっていう人もいるので今度試してみたいです。

冷凍保存OK

この下処理を毎回するのが面倒だったら、ある程度まとめて行ってジップロックなどで冷凍しておいてもいいです。その時に気を付けたいのは、ミート同士がくっついちゃうと使う分を解凍するとき砕けちゃいます。くっつかないように工夫して冷凍しましょう。

下処理が終わったら、肉の代わりにいろいろ試してみてください。
私は焼き肉や生姜焼きのように焼いたり、野菜炒めで使ったりすることが多いですが。唐揚げにしたりハンバーグにしたり、いろんな料理で肉の代わりに使えます。

そりゃあ、家族で焼き肉行こうとか、ステーキ食べに行こうとか、楽しむ食事の時には霜降りの肉やカルビを楽しみますが、普段の家庭の料理としては十分役立ちます。

実際どんなレシピで作るのか。
私は毎日の食事日記で献立を公開していて、その中に頻繁に大豆ミートも登場します。そちらもご覧いただけたらと思いますが、人に教えるほど料理上手ではないので、レシピはネットで検索して調べてみてください。「大豆ミートのレシピ」などで検索したらいっぱい出てきますよ。

大豆ミートのメリット

レシピは他のサイトに任せるとして、では、そもそも大豆ミートを使うメリットはどういうことなのか。そういったことを書きたいと思います。一言でいえば栄養価が高くヘルシーなことです。

高たんぱく・低カロリー、ノンコレステロール

大豆から出来ているのですから植物性のタンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質は、私たちの臓器や筋肉、皮ふ、髪、血液などを構成する上で欠かせない成分で、大豆には肉に匹敵するほど豊富なタンパク質が含まれているので「畑の肉」と言われるんです。

そして、肉と大きく違うのは加工段階で大豆の油分が取り除かれているため、低カロリー・低脂質であることです。比較すると以下のようになります。

エネルギー脂質
牛肩ロース411 kcal37.4g
大豆ミート(湯戻し済み)109 kcal0.9g
(100gあたり)

上記の通り、カロリーは牛肉の 1/4 程度ですし、脂質の量も圧倒的に少ないんです。ダイエット中の人や体重制限をしているアスリートには嬉しい食品なんですよね。

さらに注目すべき点としては、肉に多く含まれる飽和脂肪酸を大豆ミートは含んでいないという事です。そして、原料の大豆にはコレステロールが含まれていないため、もちろん大豆ミートにもコレステロールは含まれません。また、近年の研究では大豆タンパク質が血中コレステロール値を下げる効果があるとも言われますしね。大豆ミートはヘルシーで生活習慣病の予防にも役立つのです。

食物繊維が豊富

食物繊維が健康やダイエットに良いことは広く知られていますよね。血糖値の急上昇を抑えてくれたり、お腹で膨らんで腹持ちをよくしてくれたり、腸内環境の改善にもなるから特にダイエットの時に注意したい便秘の予防にも役立ちます。
食物繊維は健康維持に重要な栄養素ですが、とくに肉食中心の食生活になると不足しがちだと言われています。不足すると生活習慣病や大腸がんなどのリスクも高まるのですし、その食物繊維が多く摂れるのは大きなメリットですよね。

多様な栄養素

さらに大豆には、カルシウム・カリウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛・マンガン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンEなどの栄養素も多く含まれていますし。

また大豆の機能性成分として、大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに似た分子構造を持つ成分で、加齢などによってエストロゲンの分泌量が減少した女性の健康や美肌の維持を助ける働きがあると言われています。つまり、更年期の心配がある女性にはとても良いという事ですね。

さらに、細胞の構成に欠かせない「大豆レシチン」や、抗酸化作用を持つ「大豆サポニン」も含まれます。大豆ミートには多種多様な栄養素が含まれているって事ですね。

長期保存も可能

実際使ってみてよいなと思うことの一つですが、乾燥タイプなら長期保存ができるってことです。私の買ったものは袋に未開封なら2年と賞味期限の記載があります。開封した後でも乾燥状態で1kgの袋で買っていますが急いで食べないといけないなんて事もないです。

わが家ではよくあったのですが、買ってきた肉をそろそろ食べちゃわないと。という理由で食べていたり、そんなにたくさん買ってくるなよって話ではあるのですが、大豆ミートならそういう事もなく、必要な量、食べたい量で計画的に出来るのもいいなと思っています。

実際大豆ミートを使うようになって肉を買うのは極端に少なくなっています。

ヴィーガンの人達のメッセージ

それと、私が大豆ミートを使ってみようと思った大きなきっかけとしてヴィーガンの人達の考え方を知ったことがあります。最初に言っておきますが、別に私はヴィーガンになるつもりはないですよ。完全菜食って健康的にもどうかと思うし。ただその考え方に共感できる事もあるので、できる範囲で貢献したいと考えるようになったという事です。

それを知るきっかけは、オリラジ中田さんのYouTube大学からでした。
皆さんはヴィーガンの人ってどういう人か詳しく知ってます?
私は健康意識が非常に高く、完全菜食で肉を嫌う、こだわりが強くて少し変わった考え方の人達なのかなって思っていたんです。でもね、話を聞いてみると「地球環境の保護」や「動物愛護」のために、畜産肉を減らそうという考え方の人達だったんです。地球環境保護には私も関心あるし、それはどういう事かというと、畜産から大量の温暖化ガスが出され、地球規模の食糧問題にも関係しているってことなのです。

興味のある方はこちらの動画をご覧いただくといいです。
> 【ヴィーガン①】 【ヴィーガン②】

畜産業の問題

この動画で畜産業の問題について訴えていることは。
まず温暖化ガスのこと。自動車産業が全体の13%を排出しているのに対して畜産業は18%も排出している。なぜかというと牛のゲップや排出物から出るモノと、さらに資料の運搬などから。
そして畜産のために中南米やブラジルの森林が伐採されかつての30%にまで減っている。最近スーパーでブラジル産の牛肉をよく見るでしょう。そういうことなのだとか。

さらには、工場式の畜産のため家畜がもののように扱われている。そういう動画もYouTubeでは簡単に見れるのですが結構衝撃的です。

食糧問題については、現在地球上の9人に1人が食料がないことで餓死をしているが、もし地球全体の穀物を70億人に均等に分配したら日本人の平均穀物摂取量の倍にもなる。それがどこに消えているかと言ったら家畜のえさになっている。

飽食欲求がもたらす問題

これらの地球規模の問題は現代人の飽食欲求から起こっているのだ。
ヴィーガンの人達はそういう問題を訴えているって事だったんですね。

なので、私も微力ながら。
いきなり全く畜産肉を食べないなんてわけにいかないし、ドナドナじゃないけど、動物に愛情を注ぎながら動物から命をいただくといった畜産に携わっている人もいらっしゃるでしょうしね。

ちょうどダイエットを始めたタイミングでこれらのことを知り、若返りもしたいし、アンチエイジングにも関心があるし。そのためには動物性たんぱく質を減らして植物性たんぱく質を増やしたほうがいいっていうのだし。

ヴィーガンの人達が訴える地球環境の問題も
肥満による健康被害の問題も
根っこは同じ、我々人類の飽食欲求にあるのです。

だから「大豆ミート」を使うようにしてみよう。

そういう事なんですね。

なので、もしそういう考えに少しでも共感する人がいたら、
この記事に書いたことを参考にしていただけたらなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. 森みちこ より:

    私はズボラさんなので、すぐに使えるレトルトタイプを時々メニューに活用しています♫
    また、中沢さんの記事を読んで、健康のためだけじゃなく、いろんな問題を考えるきっかけにもなりました✨

    • 中沢康彦 より:

      メーカーや商品によると思うのですが、私はレトルトタイプは一度使って大豆臭いと思ってしまったので、乾燥タイプをしっかり湯戻し下処理して使っていますが。森さんの使っているものは大豆臭くないですか?

      私はただ健康のためだけだったら大豆ミート使ってみようとは思わなかったかもしれません。是非一度リンクした動画を見てみてください。また、よろしければ工場畜産の動画も検索してみてください。なるべく畜産肉は減らしたほうがいいなって思いますよ。