ファスティングの種類と特徴、間欠的ファスティングと本格的ファスティング

この記事は私が書きました。

猫大好き/目が悪いので誤字多いです m(__)m
20kgのダイエット成功がきっかけで、3つの還暦チャレンジしています。
①健康長寿のためのファスティングと腸活
②料理の練習、弁当作り
③マラソンランナー目指して練習を始めてます

中沢康彦をフォローする

間欠的ファスティングを始めよう

本格的ファスティングはハードルが高いですし。断食道場に宿泊するにはお金もかかります(1泊3万円くらい)また、本格的ファスティングを年に数回したからと言って、それだけでダイエットができるわけではないです。ダイエットの場合は、普段の食事を小食にしていかないといけないですからね。

やはり、小食健康法を習慣化させやすい間欠的断食から始めていくのが良いでしょう。

はじめは短い時間から

健康意識が高くそれなりに節制ができる人ならいきなり16時間断食もできるでしょう。でも、それまで好きなものを好きなだけ食べていた人は、間欠的ファスティングと言えども最初は空腹感をつらく感じる事でしょう。最初は12時間とか。練習の意味ならもっと短くてもよいでしょう。10時間とか。8時間とか。それが数日間できたら、少し時間を延ばしてみる。その繰り返しで断食時間が16時間以上できるようになることを目指していきましょう。

糖質依存から抜けるために

白いご飯がやめられない。パンを食べないなんて無理。甘いものを我慢するのがつらい。そういう人は「糖質依存」になっているのです。糖質というのはお酒やたばこと同じように、体内に入ると脳からドーパミンという快楽ホルモンを分泌させます。つまり依存性が非常に高く中毒になってしまうのです。だからなかなかやめられないのです。麻薬と一緒ですから。

その依存状態にあると間欠的断食を行うのはつらく感じますし。そもそもダイエットにとって大きな妨げです。依存からは抜けてしまったほうがいいのです。

その依存から抜けるには、例えば砂糖依存から抜けるなら1週間甘いものを口にしないなど、依存の食品を遠ざける必要がありますが。徐々に断食時間を長くしていくよりも、ボーンブロスとか、スムージーやサプリなどを準備して、24時間何も食べない本格的ファスティングを1日~3日やってしまったほうが早く依存から抜けられます。ただし、その方法を行う場合はアドバイスをしてくれる指導者の下行うのがよいです。

時間は好きな時間でよいけれど

間欠的ファスティングを行うにはまず何時から何時まで食べないのか(食べるのか)。時間を決めるわけですが、16時間断食なら食べれる時間は8時間、12時間断食なら食べる時間も12時間です。規則正しい生活をするために毎日同じ時間にしたほうが良いですが、都合によって日によって変更しても構いません。また、毎日必ずしないといけないわけではないです。週に3日とか。週に1日だけから始めてみるのでもよいでしょう。

ただし。効果的な時間というのはあります。

夜遅くは食べない

ダイエットを意識するのであれば、なるべく夜遅く食べないほうが良いです。就寝時間の遅くとも2時間前まで。できれば4時間前までに食事を終わらせるのが良いでしょう。
夜はもう寝るだけだからそれほどエネルギーは使いませんし、余分にとったエネルギーはすべて脂肪として蓄えられてしまいますからね。

朝食は食べなくても大丈夫

ファスティングをすると朝食を食べなくすることが多いですが、1日3食食べていた人は、朝食を食べないとパワーが出ないとか、仕事に支障がでると心配される人もいますが。それって思い込みだったりします。例えば力士は朝食をとらず早朝から厳しい稽古を何時間もします稽、私たちの祖先は早朝から狩りや農作業を行って、最初の食事は昼頃摂っていたと言われます。
その思い込みの原因は、たくさん買ってもらいたい食品業界の宣伝によるマインドコントロールであると指摘されることが多いですが。試しにやってみたらすぐに慣れてしまうと思いますよ。

何を食べてもよいわけではない

16時間断食(オートファジーダイエット)を世の中に広めることになった「空腹こそ最強のクスリ」という本では、ダイエットを始めるためのハードルを下げるために、食べてよい8時間は好きなものを好きなだけ食べてよいと書かれていますが、あくまでもそれは最初はそうであっても、空腹に慣れてきたらより良い食事を適量にしていこうという事なのです。

ところが、その記述が独り歩きして、好きなものを食べて痩せられるダイエットというように伝わっていることも多いです。ダイエットってそんなに甘いものではないです。
1日のトータルで、摂取カロリーが消費カロリー以下にならないと痩せられるはずはないのですし。例えば腸内環境を整えたり、血糖値の急上昇を抑えたり、より健康的な食生活をしたほうが良いに決まっていますしね。

健康的な食事を学んで実践することをお勧めします。

合わせて運動習慣も

ダイエットのためには食事の影響のほうがずっと大きいです。でも、やっぱり運動だってしたほうが良いです。特に間欠的ファスティングで食事時間を制限しながら減量をした場合にタンパク質の摂取が減りやすいですから筋肉が落ちやすいというデメリットがあります。そのデメリットを補うためにも、適度に筋トレを行うなど運動も併用するようにしましょう。

継続のための工夫

ここまでファスティングの種類と間欠的ファスティングの始め方を書いてきましたが。なんと言ってもファスティングで大事なことは「スタートをして継続をしていくこと」で、ついつい食欲に負けてしまったり誘惑に惑わされてやめてしまったり。そういうことが無いように継続できる工夫をすることが大事です。

一番良いのは人の力を借りる事。頼ることです。
一緒にファスティングをする仲間がいたり、応援をしあえる仲間、指導者がいることは何より心強い継続の力となります。

また、ダイエット日記を書くことで気持ちを継続しやすくなりますし。食事の内容を客観的に見ることもできてより健康的な食事ができるようになったりします。

この継続に関しては、次の記事で詳しく書くことにしましょう。

本格的ファスティングにもチャレンジしてみよう

間欠的ファスティングができるようになったら、本格的ファスティングだって難しくなく取り組めます。16時間食べない時間を過ごせるようになるということは、「空腹を楽しむ空腹力が付いた」と言っていいと思うんですね。

avatar

コメント