「食べない」生き方-森美智代 (著)/読書履歴

世界でも類のない生き方を実践している女性が提唱する、
少食のすすめと人生の楽しみ方。

20代前半に難病の脊髄小脳変性症を発病して以来、さまざまな食事療法を試みてきた著者が到達した究極の食べ方とは?
鍼灸師としてのべ5万人以上の難病患者を治療してきただけでなく、上場企業の「健康顧問」としても活躍しながら、
人生において大切なことを伝え続ける森美智代さんのメッセージをまとめた渾身の一冊。
あなたの「食生活の常識」がこの一冊から変わります!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森/美智代
1962年、東京都生まれ。短大卒業後、養護教諭として大阪府で勤務中に難病の脊髄小脳変性症を発病。以来、西式甲田療法を実践し、5年かけて難病を克服。その後、鍼灸学校に入り、鍼灸師の免許を取得。現在、大阪府八尾市に「森鍼灸院」を開業

以上Amazonの紹介文

「食べない」生き方 Kindle版
森 美智代 (著)

甲田医院・TV動画(1997.7.27)
まゆともトークwith森美智代さん

感想

難病克服のため治療として西式甲田療法を実践し、病気を克服した著者の体験談は、網膜色素変性症と言う難病を抱える私にとってとても興味深い内容です。
が、毎日青汁だけって、かなり特殊すぎてまねてみようかなと思えないというか。この本の内容、特に後半はかなりスピリチュアルな内容で、別にスピリチュアルが嫌いなわけではないんだけど。自分も取り組んでみようかって身近には感じられない内容ではあります。

でも、前半の小食にするメリットや方法についてはかなり参考になったし、私自身間欠的ファスティングを1年ほど実践して小食の健康メリットは様々感じています。もしかして自分の持病の進行がゆっくりになったらいいなと期待しながら読みました。

小食が世界を救うという考え方には共感です。
安くて美味しくて依存性が高い加工食品をどんどん売って経済を広げていく活動には限界があるだろうと思うし。ダイエットしたいと言いながら1日3食、しかもそんなもの食べていて痩せられるはずないでしょう。という消費者にももうちょっと賢くなってほしいと思うし。

食と健康においても、持続可能な流通が必要だよなぁって思う昨今ですし。そういう意味では著者の考え方にはとても共感できます。1日青汁1杯だけは無理だけど・・・


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