「食べないと健康に悪い」はもう古い! いまは「食べないから健康」が常識。医師やスポーツ選手が実践する超少食健康生活を紹介する。
著者について
1948年、長崎市生まれ。医学博士。長崎大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、イシハラクリニック院長として漢方薬と食餌気療法指導によるユニークな治療法を実践するかたわら、全国各地で数多くの講演を行う。先祖は代々、鉄砲伝来で有名な種子島藩藩医。3代前は薩摩藩に英国医学を伝えたウィリアム・ウィリスに師事して外科学を修め、後に上京して済生医学舎に学んだ石原平次郎民也。ジョージア共和国科学アカデミー長寿医学会名誉会員。 著書に『「医者いらず」の食べ物事典』『石原式「朝だけしょうが紅茶」ダイエット』(以上、PHP文庫)、『生姜力』(主婦と生活社)、『「体を温める」と病気は必ず治る』(三笠書房)など300冊以上。
Amazonの紹介文
「食べない」健康法 (PHP文庫) Kindle版
石原結實 (著)
この本を紹介しているYouTube動画
感想
石原先生の本は何冊か読みましたが、この本は「食べないと健康に悪い」はもう古い。いまは「食べないから健康」が常識という論調で、現代人の食べすぎが病気を増やしているのだ。!ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、通風…これらの病気は、1日2食以下の「少食生活」で改善できる。と説明してくれています。
石原先生は東洋医学にも西洋医学にも精通されていて、その違いを解説しながら断食や小食の効果を説明してくれるのでわかりやすいです。
人間の自然治癒力を高めることで治療を目指す東洋医学の考え方では、全ての病は血液の汚れが原因と考える。そして血液が汚れる一番の原因は「食べ過ぎ」なのだから、まずは食べ過ぎないようにするべきと言う説明をしてくれています。
そして、食べすぎを防ぐための小食食事法を紹介してくれていますが。石原先生のお勧めは
朝食はとらない。
昼食は軽めにそばで
夕食は好きなものを。
ということですが、その人の生活パターンに合わせてアレンジしてよいとのこと。
ぼくはやっぱり、昼間にしっかり食べて夜は食べないスタイルが良いなぁと思うので、それと1日断食を定期的に取り入れるスタイルがいいかなぁと思って、試行錯誤しているところです。