前回のスタディ記事で「コミュニティに参加することの大事さ」という話題を書きましたが、人との交流で刺激を受け楽しい毎日を過ごすこと。これは日々のストレスを軽減させたりメンタルの状態をよくするためにとても良いことだと思います。
結果として健康長寿につながる。という話だったわけですが。
今回も、メンタルがらみの話題です。下記の動画が目に付いて見てみたんですけどね。本要約チャンネルのタケミさんがうつ病と食事の関係について話されている動画です。
現在はうつ病が爆発的に増えているということを動画でも話されていますが、コロナが流行して以降、人との交流ができなくなってからうつ病などのメンタルの不調に悩む人が増えているという報道もありますし、前回のコミュニティの話題とも被るわけだけど。
人との交流だけでなく、「食事」も関係しているんですよ。というのがこの動画の言うところです。
ビタミンD不足の問題
まず最初に話題にしているのはビタミンD不足の問題からです。ビタミンDは日光を浴びることで体内で合成されるビタミンだと聞いたことがある人も多いでしょう。だからコロナで外出の機会が減ってビタミンD不足による不調が増えたわけですが。
コロナでなくとも、冬季うつというのは昔からありました。特に日照時間が短い雪国の冬に起こりやすいと言われますがこれもビタミンD不足の問題です。
またタケミさんが話題にしている通り、紫外線を浴びるのはよくないという意識が過剰になり、必要以上に日焼け止めを使いすぎてしまうのもよくないと言われるのです。
ビタミンDとは
骨や筋肉を強くする働きがあることで有名です。運動不足で外に出ない人が骨粗しょう症になってしまうのはまさにビタミンD不足によるものですが。
それだけではなく、ビタミンDは「やる気を高め、メンタルのために大事なビタミン」とも言われます。それは幸せホルモンである「セロトニン」の生成を活発にしてくれる働きがあるからです。
セロトニンへの関与以外のメンタルへの影響である炎症の問題についてはあとで書きますが。まずはセロトニンについて。
うつ病の治療ではこのセロトニンの分泌をいかに活発にするか。ということが大事とされるわけだけど。そのためには日光を浴びることがとても大事だということです。一番良いのは朝の散歩と言われます。20分ほど朝日を浴びられる緑の公園などを散歩出来たら最高ですが。そこまでできなくとも朝はカーテンをあけて部屋に朝日を取り入れる習慣にするとよいですね。
で、そうそう食事ですよね。
食事でビタミンDを増やすには、キノコと魚がポイントだとタケミさんも教えてくれています。やはりここでも「和食」がいいよという話です。健康的な食事の話をすると必ず「和食を食べよう」という話につながってくるわけですし、私たちは日本人なのだし、しっかり和食を食べたいものです😺
糖質の摂りすぎはよくない
運動しない不活発な生活で、糖質の摂りすぎになったらてきめんで太るわけですが、肥満がうつ病と密接な関係にあることもよく知られています。簡単に言えば、太っている人はうつ病にもなりやすいのです。
糖化が進むと慢性炎症になる
一つは糖化の問題です。糖質を摂りすぎると糖化が起こりやすいわけですが。肥満の状態にあると糖化も起こりやすいです。だって身体の中に脂がたくさんあるわけですからね。糖化というのは糖質と脂質が反応することで起こるのです。なので肥満の人はそれだけで「慢性炎症」が起きやすくなります。
そして、脳内で炎症が起こると、それがうつ病とか認知症の原因になる。
ということなんですよね。
糖質が多いと短鎖脂肪酸ができにくい
また、糖質が過多になると腸内で短鎖脂肪酸ができにくくなるという問題にもなるとタケミさんが話してくれていますが。それって結構大問題です。
私も熱心に腸活していますが、今や腸活はダイエットにはもちろん、免疫や病気の予防や健康長寿のためにもそしてメンタルのためにも etc
あらゆる健康のために大事だと言われるわけだけど。腸内環境をよくするということは、短鎖脂肪酸をたくさん作れるようにしたいから。という理由が大きいわけです。それが阻害されちゃうってことは超がっかりなことなのです。
なので、ラーメンチャーハンとか、大盛りのどんぶりとか、そういう食事はもちろん、お菓子や甘いものの摂りすぎには気を付けないといけないわけです。
タケミさんは「ギブミーチョコレート」といった戦後のGHQの統治政策を例に出して説明されましたが。甘いお菓子には強い依存性があるのです。GHQはその特性を利用して戦後の統治をおこなったのですが。その依存性を利用してお菓子メーカーは商売をしているわけです。
私たちはそのことを理解し意識して、適度な距離をとりながら甘いものを楽しまないといけないってことですよね。
ジャンクフードも気を付ける
また、炎症を加速させるのは糖分たっぷりの甘いものだけではないです。
いわゆるジャンクフードというのは、ハンバーガーとかピザとか、ケーキにしてもドーナツにしても糖分と脂の塊ですからね。先にも書いたように糖化というのは、糖質と脂質が反応することで起こるのです。
美味しいものは糖と脂で出来ている
美味しいものは糖と脂で出来ている。と言われます。その通りですよねぇ。ラーメンだって、ドーナツだって、ワッフルもスイーツも、みんなそうです。そしてそれらの美味しいものを食べると脳内ではドーパミンが分泌され幸せな気持ちにもなれます。
でも、きちんと節度のある接し方をしていないとその美味しいもの達には依存性があり、お酒やたばこや麻薬がやめられなくなるのと同じように中毒になってしまう。
そして同時に体内の炎症はどんどん加速し、過剰に分泌された炎症性サイトカインが脳内の炎症を引き起こしてしまう。ということなんですよね。
まとめ
じゃあどうしたらいいの?
タケミさんは唐辛子を食べたらいい。ということを教えてくれました。
なるほど。
辛いものを食べると、口の中いたくなるし身体は暖かくなるし。
まるで身体が急激に炎症しているのでは?と思うくらい強い反応がありますが。でもこれは本当の炎症ではなくニセの炎症なのだそうです。でも身体は激しい炎症が起こったと思って、抗炎症成分を分泌したり炎症に対抗しようという反応が起こる。つまりそれは抗炎症効果ってことなのですが。唐辛子に含まれるカプサイシンには抗炎症効果があるというのはそういうことなんですね。
僕はあまり日々の献立に唐辛子を用いてこなかったです。
というのは辛いものは苦手だからなんですが(笑)
苦手でない人は、摂りすぎにならない程度に辛いものも活用したらいいですね。でも、もちろんですが、唐辛子食べたらチョコもピザもOKということではないですからね。
- 和食をきちんと食べる。
- 朝は散歩をして朝日を浴びる
- 糖質の摂りすぎに気を付ける
- ジャンクフードは時々にしておく
そういったことが大事だと動画で話してくれていますが。
これすべて、ダイエットに良い影響になることばかりです。
というか、ほめやせの「5つの習慣ダイエット」にふくまれるものばかりです。
動画では「鬱の予防」という内容になっていますが。ほめやせダイエットで推奨している一汁三菜の和食や食事の見直しやウォーキングは、うつや認知症の予防にも有効なのだと思ったら、さらにやる気が上がりますよね。
5つの習慣はただ痩せるだけでなく健康のために良いメソッドなのです。
中沢のブログ(もしもしカメ)
サイト管理人中沢の関心事について綴ったブログです
20kgの減量がきっかけで3つのチャレンジをするようになりました。
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