栄養バランスに気を付けた食事
ダイエット中には食事日記を書くことをお勧めします。例えば昨日1日で何を食べたか覚えていますか？食べるということをあまり意識せずしてしまっていることが多いわけですが、書くことによって客観的に自分の食べたものを見つめ直すことができ、そこから気が付くことはいろいろあります。
栄養のことに詳しい方ならバランスが悪いな！と気が付くかもしれないし、知識のない方なら栄養士の資格をお持ちの友人を探してみてもらってもいいでしょう。ダイエット中ではない普段の食事でも、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの大切な栄養素は不足しがちなものですし、ダイエットで食事の回数を減らせばなおさら不足するのです。
だから私は普段からマルチビタミン・ミネラルと食物繊維を摂るためのドリンクタイプのサプリを必ず使っています。
ダイエット中は特にそれらの栄養素が不足しないように気を付けたほうがいいのです。不足すると体調不良の原因になりますし、体重を落としにくくなる原因になりますからね。頑張って食事制限をしているのになかなか痩せないという方は栄養素が不足している場合が多いものです。サプリメントの使用をお勧めします。
ダイエット中には摂取カロリーを落とすわけですが、エネルギー不足だけでなく栄養素の不足でも身体は飢餓反応を起こします。ダイエットの停滞期は飢餓反応で起こるわけですが、頑張っても体重が落ちないのであきらめてしまい食事をダイエット前の状態に戻したら一気に太ってしまったということは、ダイエットの「あるある」です。そうならないためにもサプリメントを併用してダイエットをすることを私はお勧めします。
ただ、サプリメントならなんでもいいわけではありません。サプリメントはピンからキリまであるジャンルで、名前ばかりで有効成分があまり入っていないものも多く市販されています。内容を調べて良質で使い続けられる手ごろな価格のものを選ぶのが良いでしょう。
筋トレとプロテイン
ダイエットで落とした体重は脂肪だけが落ちるのではありません。必ず筋肉も落ちますし、脂肪や筋肉の減少に伴い水分も落ちるのです。摂取カロリーを消費カロリー以下にすることによって身体の中に蓄えられたエネルギーを消費しようというのがダイエットなのですし、身体は不足分をまず肝臓に蓄えられたグリコーゲンから使い、そのあとに筋肉や脂肪を分解してエネルギーとして使い始めます。
もちろん筋肉はなるべく落としたくはないのですが、脂肪だけを選んで落とそうというのはかなりハードルが高いです。筋肉だって脂肪と一緒に落ちるのです。オートファジーの欠点の一つは筋肉が落ちやすくなる事だとも言われますし。
だからこそ、ダイエットをしながら筋トレをすることとプロテインの使用をお勧めします。なにもジムに通わないとできない高負荷な筋トレでなくても構いません。私は自宅で器具を使わず、自重を負荷にした低負荷でも効果が上がるスロートレーニング（スロトレ）を行っていますが、どんなものでも運動というのは身体へのリスクが伴うものです。年齢や体調のことも考慮して自分にできる無理のない運動をされたらいいと思います。
なるべく筋肉を落とさないことは、身体の基礎代謝に影響を与えるからです。代謝が下がってしまうとそれだけリバウンドもしやすくなるのだし、定着期間が長く必要になってしまいます。
まとめ
ダイエットでは「減量期間」と「定着期間」を設けるようにしましょう。どちらかと言えば定着期間こそが大事なのです。そして、ダイエットを始める前の自分が太ってしまった頃の生活習慣を見直して、もう食べすぎにならないような食生活になることを目指すことでしかリバウンドを防ぐことはできないのです。
そして、そのことをきちんと理解しているなら、減量期間は自分な可能な限り早いペースで減量してしまうことを私はお勧めします。
もちろん、後のリバウンド防止を意識してゆっくりダイエットすることを勧める考え方もあるし、それももちろん正しい理屈です。
ただ、考えてみてください。
どちらの方法でするにも、努力とモチベーション維持は必要なのです。
緩いダイエットを数年かけて長期間続けるより、一気に頑張って体重減少の喜びを感じながら減量期間を済ませてしまうほうが、ダイエットの成功率は高くなる。私の経験的にはそう思うからです。
私自身、この記事を書いている時点で -8.6kg／44日目 ですが。
肥満予防健康管理士をやめてから10年間にわたる怠惰な生活でたっぷり脂肪を蓄えてしまいましたし、まだまだダイエットは続けます。一緒に励まし合いながらリバウンドしないダイエットを目指す人募集中です＼(＾▽＾)／
コメント
定着期間を経て、いい習慣が身に付いたら、もう怖いものなしですね♫