
ランニング日記に記事を書くのは、10月になって初めてです。
今日は10月19日(土)。
本来ならこの時期は、11月2日のレースに向けて追い込みの練習を終え、疲労を抜いていくテーパリング期間のはずでした。
しかし、10月に入ってからは全く走れていません。
もう3週間になります(;^_^A
ランニング日記は書いていませんでしたが、弁当日記のほうに少し経過を書いていました。実は股関節のトラブルを起こしていたのです。
9月30日のランニング日記には、股関節の痛みでランを断念したことを書きました。
その後、股関節に負担をかけないようにと3日ほどプールでスイミングや水中ウォーキングをしていたのですが、痛みは和らぐどころか徐々に強くなり、ただ歩くだけでも痛くてびっこを引くようになってしまいました。
そこで数日間は運動をやめて静養してみたのですが、状況は変わらず。
「これはやばい」と思って整体院を受診したのが10月8日でした。
その後、昨日(18日)までに計4回通院し、診察と施術を受けています。
先生の見立ては「腸腰筋炎」と「大腿筋膜張筋炎」。
股関節付近の二つの筋肉が炎症を起こしているとのことでした。
原因は、僕の身体の固さ。もともと疲労が蓄積しやすい状態のところに、9月になって涼しく走りやすくなり、レースに向けて練習を増やしたことでオーバーユースになって限界を超えたのだろう、という説明でした。
実際、8月までは月間150〜200kmほどの走行距離だったのに、9月は260km走っていました。張り切りすぎたのかもしれません。
ただ、「張り切ってはいけない」ということではないと先生は言います。
問題は僕の身体の固さ。固いから疲労がたまりやすいのであって、柔軟性を高めればケガの予防になるとのこと。
もちろんもともと固い身体だし、どんなに頑張ってもバレリーナのようにはなれないけれど、ケガをしにくい程度の柔軟性は62歳からでも努力次第で身につけられると励ましてくださいました。
逆に、それをしなければ、今回の股関節が治ってもまた別の部位を痛めることになるだろう、とも。
いま通っている整体院は、「岸和田 マラソン 整体院」というキーワードで検索して見つけたところです。
過去の故障のときには3つの病院や治療院に通いましたが、誤診をされたり、「60歳過ぎたら走るな」と言われたり、説明もなく注射ばかりされたりと、どれも納得のいく対応ではありませんでした。もうそこには行きたくありません。
なので今回は、マラソンに理解のある治療院を探したかったのです。
今の治療院は、院長先生をはじめスタッフの方々も運動をされるようで、「走るための治療」をしてくれそうだと期待しています。
先生に言われたことや、自分の症状を ChatGPT にも伝えて相談していますが、ChatGPT も先生の診断と治療方針が極めて妥当だと言ってくれています。
先生によれば、炎症自体はすでに治まっているものの、炎症によって周辺の筋肉や筋膜が拘縮し、それが痛みの原因になっているとのこと。
治療院では、マッサージ・鍼灸・電気刺激・オステオトロンによる施術で血流を促し、筋肉を柔らかくしていく。
そして僕自身もストレッチを継続するよう指導されています。これを怠ると、今後も同じように故障を繰り返すだろうとのこと。
――それは勘弁です。
いままで「自分は素質がない」と諦めていたストレッチですが、今回こそ本気で続けていこうと思います。
また先生によると、今の段階なら「痛みがあるから静養」よりも、「無理のない範囲で動く」ほうが良いとのこと。
プールでの水中ウォーキングやスイミングはお勧め。股関節に負担のかからない上半身のマシントレーニングはしてもよい。さらにはサウナでの交代浴も効果的だそうです。
せっかく先月からプールとサウナのあるジムに変えたのですから、今日からジム通いを再開し、リハビリを兼ねて少しずつ動いていこうと思います。
そして──
気になる11月2日の淀川ハーフマラソンですが、
当初イメージしていたように万全の準備を整えて臨むのは、どう考えても難しい状況です。
目標にしていた62歳の平均タイム「2時間9分以内」、できれば「2時間5分」、仕上がりが良ければ「2時間切り」──そんな目標も、今回は現実的ではありません。
ただ、幸いなことに「大阪マラソン」に当選しています。
日程は2月22日、レースはフルマラソンです。
これをメインに据えて、淀川はそのための練習ランのつもりで、無理をせず完走を目指そうと思っています。
ただ
先生の話では「走っても良いが、11月2日までに痛みが完全に消えるとは限らない」とのこと。
それは正直しんどいですが、事前の練習が思うようにできないとしても、せめてレース本番は痛みのない状態で走れることを願っています。
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