猫との暮らしに役立つ書籍【第2巻】
本書を手に取っていただきまして有難うございます。こちらは私の2作目の著書となり、1作目では「猫の飼育ガイドブック」を出版いたしました。
「猫の飼育ガイドブック」は猫を飼う上での準備やお世話に必要なもの、お世話の方法や気を付けるべきことなど基本的な内容を幅広く紹介しました。
今作、「猫の行動心理学」では前作ではお伝えしきれなかった、猫の習性や行動から猫の気持ちを読み解く方法を紹介していきます。
「言葉が話せればなぁ」
ペットを飼っている、もしくは飼ったことがある人は誰しも一度はそう思ったことがあるはずです。私も愛猫と話ができればどんなに嬉しいかといつも思っています。しかし、言葉を話せなくとも猫はそのしぐさや行動で感情や欲求をよく表しています。
ちなみに私は愛猫と5年ほど一緒に暮らしています。雑種猫で名前は「にゃんちゅう」。推定8歳のシニア期に突入した猫です。(いつの間にか家の周りに現れるようになったので子猫の頃から飼っておらず、正確な年齢は分かりませんが、動物病院でみてもらった際に年齢を確認しました。)今でこそ、しぐさを見れば9割ほどは何を考えているのか理解することができますが、飼い始めて最初の1〜2年は本当に何を求めているのか分からず苦労しました。
猫によって個性や性格も様々なため、一概にこれはこういう気持ちだと断言はできませんが、注意深く観察すると、甘えたいときはよくこういうしぐさをする、叱られた時はいつもこんな行動をする、と何かしらのパターンが見えてくるはずです。そしてこれらのしぐさや行動は猫本来の習性や生態に基づいていることがとても多いです。私はこの習性や生態を知ることこそ、猫を理解することに繋がると思っています。
本書を通じて猫の気持ちを理解し、猫との信頼関係を築ける手助けができればと思っております。
<目次>
はじめに
第1章:猫ってこういう生き物なんです
1 猫の起源と歴史について
2 猫の習性や生態について
第2章:しぐさから気持ちを読み解く
1 目
2 耳
3 ヒゲ
<コラム>猫のヒゲは幸運のお守り?!
4 しっぽ
5 鳴き声
<コラム>猫のゴロゴロ音について
第3章:行動から気持ちを読み解く
1 ふみふみ
2 スリスリ
<コラム>フレーメン反応について
3 爪とぎ
4 毛づくろい
5 高いところへ登る
6 狭いところに入る
7 座り方
8 お腹を見せる
<コラム>下腹部のタプタプの正体
9 砂かけ
10 獲物を持ってくる
11 モノを落とす
12 飼い主の邪魔をする
第4章:猫の性格を把握する
1 品種による性格の違い
2 毛色や毛柄による性格の違い
<コラム>色柄の遺伝性について
第5章:猫への接し方、これさえ守れば猫に好かれる!
1 猫のペースに合わせる
2 優しく穏やかに接する
3 清潔感を保つ
終わりに
以上、Amazonの紹介文
猫の行動心理学: 猫の気持ちを理解して愛され飼い主になろう! 猫との暮らしに役立つ書籍 Kindle版
miwa (著)
感想
久しぶりに猫の本を読みました😺
この本は猫がどういう生き物なのか。どういう考えなのか。ということを解説してくれている本ですけれど。猫の気持ちを考えるのって楽しいものです。
ペットとして飼われる動物は色々います。僕は子供の頃からいろんな動物を飼ってきましたが。やっぱ感情が伝わってきやすいのは犬と猫です。飼育をしているペットというより、家族という認識になりやすいです。僕にとっても猫達は大事な家族ですし、そんな猫達が今どんな気持ちでいるのだろう。ということを考えるのは当然だし。いま猫達は喜んでくれているだろう。幸せだと思ってくれているはずだと思えることは楽しいことです。
そして猫達の気持ちを想像するのに必要な知識を学べるのがこういった本であるということですね。