ここのところファンタジーやSFやミステリーやサスペンスものを連続して読んでいました。すべて高山環さんの作品なんですけどね。とても気に入ってしまったということで。
タイムスリップとか死神とか、非現実的なストーリー展開もそれはそれで面白いなと思っていたんですけどね。最後に読んだ「磐田の棋理」という将棋の物語はファンタジー的な要素は全くない作品でとても良かったんです。なので、次はノンフィクションの物語を読もうと思って探していたら「心温まる物語シリーズ」を見つけてしまって、最初に選んだのがこの本です。
結婚式で本当にあった心温まる物語 心温まる物語シリーズ Kindle版
山坂大輔 (著)
●「読後、思わず遠方の両親に電話してしまいました」
●「涙がポロポロこぼれてきました」
●「家族のつながりについて考えました」
●「ウエディングプランナーさんたちの情熱を持った仕事ぶりに感激しました」
など、感動の声続々と!
◆担当編集者のコメント
結婚式にこれまで何度も参列させていただきましたが、
毎回、友人たちのこれまで知らなかった顔に出会い、いつも感動してしまいます。
いったいなぜなのだろう? ある時からずっと考えていました。
この本の編集担当をさせていただく中で、その答えが見えてきたように思います。
人の温かさを、ほんのり感じていただけたらうれしいです。
■目次
Story1 10分のカセットテープ Byウエディングプランナー
Story2 奇跡の角煮 Byシェフ
Story3 家族になる瞬間 Byウエディングプランナー
Story4 新郎の涙 Byウエディングプランナー
Story5 小さなリングボーイ By司会者
Story25 父と娘の奇跡 Byウエディングプランナー
■著者 山坂大輔
以上、Amazonの紹介文
感想
なんで「結婚式」を選んだのか。
先週、僕たちの結婚式以来36年ぶりという旧友と再会したんです。僕と和美さんの出会いの場であるマクドナルド茅ヶ崎店のアルバイト仲間です。その当時のバイト仲間はみんなすごく仲が良くて、遊びにもよく行ったし、仲間内で4組くらい結婚したんじゃないかな。
その仲間内の一人が大阪に遊びに来るからといって会うことになったんだけど、和美さんと当時のことを思い出しながら話していて、結婚式の話になり、「もし結婚式をしていなかったら、36年続いていなかったかもしれないね」なんて話になったんです。
確かに、長い人生の中ではいろんなことがありました。良いことも悪いこともです。今、人生を振り返ってみて、あのときに神前で、そして友達や親戚や会社の同僚や多くの人の前で結婚を宣言したことが、いままで継続してこれた大きな力になったんだなと思うんです。
そんなことを考えたばかりだったので、なんとなくこの本を選んでしまったんですが。
良かったです。
ほんと、心が温まる話が詰まっていて、3回も読んでしまいました。