円くんという猫のこと-川村 伸寛 (著)/読書履歴

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私:犬猫初心者、じつは僧侶。妻:ペット責任者、ラテン系ボス。息子:ペット応援者、気弱なラテン系。こんな我が家にいらっしゃ~い! 犬や猫たちとのドタバタの日々を描いた、ユーモアたっぷり、でもちょっと泣ける物語。出会いと別れ──我が家へ来てくれてありがとう! 「動物を飼うということは、その最期を看取るということと同義である」(本文より)

以上、Amazonの紹介文

円くんという猫のこと Kindle版
川村 伸寛 (著)

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感想

とても面白い本でした。
前半の猫や犬たちとの出会いのエピソードの部分で、お前たちがちゃんと面倒を見るなら飼うことを許可する。と奥様や息子さんに念を押しながら、でも結局は自分が一番熱心な飼い主になってしまう著者に共感をしてしまうのですが。それだけ犬や猫達には魅力があるということでもありますよね。

そして、ラテン系ボスと紹介されている奥様は、思い立ったら一直線。そしていざというときにとても頼りになる人なのでしょう。物語の中でとてもよいキャラクターになっていますよね。ひ弱なラテン系の息子さんも。

そんな楽しいご家族と、思慮深い僧侶であられる著者のペットたちとの日々のエピソードは読んでいてとても楽しいし、ほっこりした気持ちにしてもらえます。

そして「動物を飼うということは、その最期を看取るということと同義である」という著者の言葉通り、円くんとの別れのエピソードが紹介されていて泣ける物語になっています。じっくり何度も読ませていただきました。

ただ、他の猫達とのこっこりストーリーももっと紹介してほしいなって思ったりもします。
続編の本を出されたら必ず読みます😺


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