35年前は、医師の数が約13万人、年間の医療費は約6兆円であったのに、いまや医師数が約29万人と倍増し、医療費は約34兆円超も費消しながらも、ガン、心筋梗塞・脳梗塞・高血圧・糖尿病などの生活習慣病、うつ病やノイローゼなどの精神疾患、アレルギー疾患や自己免疫病……などの難病、奇病は増加の一途を辿っています。英語で「健康」は「health」ですが、「th」は名詞をつくる語尾なので、この言葉は「heal」、つまり「癒す、治す」という意味から来ていることがわかります。ですから、「健康になれば、病気は治る」という意味が込められているわけです。健康であれば、平均寿命である80歳前後ではなく、人間の限界寿命である120歳近くまで生きられることになります。本書を読まれた方々が、輝ける健康を得られ、病気や老化とは無縁の生活を送られ、長寿を全うされることを祈念いたします。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡部/昇一
1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.Phil.(1958)、Dr.Phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など執筆ジャンルは幅広い。1976年、第24回日本エッセイストクラブ賞。1985年、第1回正論大賞受賞
石原/結實
1948年、長崎市生まれ。長崎大学医学部卒業後、同大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。現在、イシハラクリニック院長として漢方薬と食事療法指導によるユニークな治療法を実践。伊豆で保養所「ヒポクラティック・サナトリウム」を開設し、断食道場を主宰する。コーカサス・グルジア共和国科学アカデミー長寿医学会名誉会員
以上、Amazonの紹介文
健康と長寿の極意 体のムダと毒を出す習慣 Kindle版
渡部 昇一 (著), 石原 結實 (著)
感想
渡部先生と石原先生の共著の本がもう一冊あったんだと知って読んでみました。前回とほとんど同じような内容じゃないかと思いますが(笑)
石原先生の主張は、食べ過ぎで血液の世ぼれが万病のもとになっている。小食にして、ニンジンジュースやショウガ紅茶などを用いて、血液をきれいに、そして身体を温めたり、適度な運動を取り入れたり、健康に留意することで、それこそ人間の限界寿命である120歳近くまで生きられることになる。ということですよね。
ファスティングが健康的な良い結果をもたらしてくれることは自分自身経験していますし。石原先生の主張も素直に信じれることができます。
そして石原先生の教えの良いところは、「必ずこうしなきゃいけない」ということでなく、無理しなくてできることをしたらいい。という取り組みやすさにあるとも思うし。自分にできることを取り入れて健康のために役立てていきたいと思います。部