10万部突破のベストセラー
『行ってはいけない外食』の著者、渾身の書き下ろし!
何を買うか、買わないか?
今、あなたの「選ぶ目」が試されています!
■割高の「減農薬野菜」に期待してはいけない
■「デパ地下の名店惣菜」と「コンビニ弁当」──作っているところは同じ
■同じマヨネーズでも「カロリーハーフ」は安くて当然
■子どもに安い「ラクトアイス」を与えていいか
■「キャラクターつき食品」は原材料費が削られている
■どうしようもない安い輸入食材も、色を抜いたり、つけたりすれば……
etc……
「健康的・おいしい・リーズナブル」な食品のための必携ガイド!
以上、Amazonの紹介文
「安い食べ物」には何かがある―――生鮮食品、加工品、輸入品、原材料、添加物……ここだけはチェック Kindle版
南 清貴 (著)
感想
昔は糖尿病は贅沢病と言われましたが、いまは貧困病と言われます。その糖尿病が爆発的に増えてしまっている日本ですが。日本の経済の問題がそうさせているという指摘もありますが、食費にお金をかけられない。買い物の基準がとにかく安いものになっている。そしてそのことが健康門外を深刻化させているといわれます。
冷静に考えたら。
肉を加工した食品、例えばソーセージやハムだってそうですが。総菜売り場のから揚げとかメンチカツとかファーストフードのハンバーガーがなぜ肉の値段より安く売れるのでしょう。加工や調理のために手間をかけているのだから高くなるはずなのに。
そこにからくりがあるのです。
そしてそのからくりが私たちの健康を脅かしているわけだけど。
そのからくりは食品添加物があってこそ成り立つ。という、特に食品の価格を下げるために添加物がどのように使われているかと言うことを中心に書かれている本です。
私たちは自分と家族の健康を守るために、正しい知識を学んで賢い消費者にならないといけないわけですが。そのために大変有意義なことを教えてくれている本です。
安ければいいというものではないし。
安いものには安い理由がある。
ということですね。