今や「2人に1人」ががんになる日本。がん患者をだまして金を稼ぐ悪徳医師や、エビデンスに乏しい自由診療治療の流行、SNSといった玉石混交の情報によって、多くの方が貴重な治療のタイミングを逃したり、命の危険にさらされたりしています。本書は長年、数多くの専門家や患者・家族へ、取材を行ってきたジャーナリストである著者が、最先端のがん治療や、一般人が誤解している医療の「真実」を明らかにしたものです。がん患者やその家族はもとより、毎年がん検診を受ける一般の方まで、現代日本において必読の一冊です!!
以上、Amazonの紹介文
やってはいけない がん治療 医者は絶対書けないがん医療の真実 Kindle版岩澤 倫彦 (著)
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感想
ガン放置療法の近藤先生を批判している本だと知って読んでみました。
癌に対して基礎知識を学ぶのに役立ちました。
ただ
近藤先生のことだけでなく
民間療法や先進医療などにも否定的に書かれているのですが。
否定するなら否定する根拠を示すべきって思うのですが
根拠があいまいじゃないかなって感じるんです。
エビデンスが無いから信用できないと言われるのはその通りだと思いますが。
著者の言う、エビデンスのある標準治療で満足いく成果が上がっていないことが、そもそも問題なんじゃないのかなって思ったりもするのですが。