60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する-賀来弓月 (著)/読書履歴

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60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する Kindle版
賀来弓月 (著)

「食べること」「笑うこと」を楽しむフランス人に学ぶ、何歳になっても人生を楽しむ方法!

◎フランス人は規則正しい生活を「美しい」と考える
◎フランス人はお金をかけずにオシャレを楽しむ
◎フランス人はゴシップより政治に興味を持ち、テレビより新聞を好む
◎フランス人にとってジョークはユーモアでなく、「エスプリ(才気)」
◎フランスの高齢者は遠足(バラデ)と巡礼を趣味にする

以上、Amazonの紹介文

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感想

外交官を務めた著者がフランスの文化や習慣。そして老後に対する考え方などを日本人との比較として紹介されている本です。

文化や習慣については違いがあって当然なのだし、どちらが良い悪いということはないと思うんだけど。タイトルに書かれている通り「フランス人は老いを愛する」という考え方は私自身が見習うべきだなと思いました。ということは、私自身61歳になった自分を愛せていないってことだろうなぁと思います。

「若くいたい」と思うから、ダイエットをした理食事に気を付けたりジョギングをしたりするのだけれど、それはそれらを楽しんでやっているというより、「老い」から逃げようと思ってやっているのだなということに気が付かされました。
もちろんアンチエイジングの努力が悪いことではないけれど、動かなくなってくる身体も、快適ではなくなってくる体調も老化であるし衰えなのだけれど、それらをネガティブに考えすぎず個性だと考えないといけないなぁ。そのうえで、今しているダイエットにしてもジョギングも弁当も楽しむようにしていきたいって思えました。

僕自身は定年退職は関係ない仕事をしてきましたが、著者の言う「日本人は退職して初めて人生を楽しもうとしていて〝今現在〟を楽しく生きることが犠牲にされている悲哀みたいなものが感じられる」というのもすごくわかるような気がします。

今定年の年齢は65歳が多いのでしょうか?60歳の会社もあるのかな?
僕自身がそういう年齢になっているのだし。この本を読むことで今後の自分の人生について考えるよいきっかけになったと思います。

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20kgの減量がきっかけで3つのチャレンジをするようになりました。
①健康長寿のためのファスティングと腸活
②料理の練習、弁当作り
③マラソンランナー目指してのランニング