トータル 時間:2時間2分、距離:15.2km、ペース:キロ8分1秒
ジョギング 時間:1時間30分、距離:12.6km、ペース:キロ7分10秒
今日も速度を抑えたゆっくりペースで走ってきました。距離は少し長めで、1時間半のLSD(Long Slow Distance)で12km。膝の状態は徐々に良くなっているようです。連日ではなく1日おきに走っているのが効果的なのかもしれません。しばらくはこのペースを維持しようと思います。
こういう時だからこそ、「どんなフォームで走れば膝や足腰への衝撃が軽減されるのか」を意識し、フォームの見直しと確認をしながら走っています。
ランニング関連の本を読むと、よく「シニアランナーは故障に気を付けよう」と書かれています。無理をしない、休養を取って疲労をためない――ごもっともなアドバイスです。でも最近、つくづく思うんです。
「故障をしないなんて無理だよな」と。
走るということは、体重の何倍もの負荷が足腰にかかります。特に、僕のような60代の初心者ランナーにとって、故障を完全に避けるのは至難の業。唯一の方法は「走らないこと」かもしれません。
でも、それも違うな、と感じた出来事がありました。
昨日、整形外科に行ってきたんです。ランニングとは関係なく、左肘の痛みが1か月以上続いていて、小さいフライパンを持つのもつらいくらいになっていたので診てもらいました。すると診断は「テニス肘」。
「なんで???」
そう思いました。だって、テニスなんてしていませんし、それどころか利き手ではない左肘なんです。先生に聞いてみたら、通常はテニスやゴルフなどでラケットやクラブを激しく振ることで起こる症状だそうですが、高齢になると腱や筋肉が硬くなるため、タイピングや台所仕事でもテニス肘になることがあるのだとか。
身体の硬さは筋金入りの僕ですから、テニスをしなくてもテニス肘になるんですし。そう考えると、走らなくてもランナー膝になるかもしれないし、走りながら故障を防ぐなんてことはそもそも無理なんだろうな、と思いました。
ではどうすればいいのか。
結局のところ、故障をしたときにどう対処するかが大事なんだと思います。もちろん再起不能になるような故障は困ります。ですから早期発見や適切な判断が必要で、もちろん休まないといけない時は休みますが、ただ痛みが出たら「走らない」だけでは、ランニングを続けることは難しいですよね。多少は痛くても、痛みと向き合い、適切にケアしながら少しずつ復帰する――それが必要なんだろうな、と感じています。
故障を「ランナーの成長や経験の一部」として捉えることも自己成長の必要条件だと思っています。
今日の運動
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内容:LSD90分12km
歩数:20058歩
消費カロリー:881kcal
その他:ストレッチ
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