がんを克服した糖尿病医が考案! 弱った体を修復する内臓リセット健康法-青木 厚 (著)/読書履歴

読書メーター

科学的に正しい運動×プチ断食で
人は何歳からでも健康な体に生まれ変われる!

内臓リセット健康法は、
最先端のバイオテクノロジーがたどりついた
健康の最終結論

私たちの体は、なぜ病気になるのでしょうか。
なぜ老化するのでしょうか。

栄養バランスが悪いから? 体が疲れたから?ストレスを抱えているから? 年を取ったから?
いずれも間違ってはいませんが、より正確にいうと、
多くの病気や老化は、
細胞の異常や劣化によって起こります。
私たちの体は、約60兆もの細胞によって成り立っており、
それらは日々分裂し、生まれ変わっています。
分裂の際、
細胞は遺伝子(DNA)が持つ情報にしたがって
正確にコピーされますが、
加齢や食生活の乱れ、ストレス、細胞の劣化などにより、
遺伝子が傷つくと、
細胞のコピーミス(突然変異)が起こります。
突然変異を起こした細胞が数多く生き延びて
塊になったものが、がんです。
また、各細胞の中のミトコンドリアという器官は、
糖や脂肪酸からエネルギーを作り出す働きをしますが、
その際、細胞を酸化(錆び)させる活性酸素も発生します。

そして、やはり加齢や食生活の乱れ、
ストレスなどにより、
細胞が劣化し、ミトコンドリアの質や数が低下すると、
活性酸素が多く発生し、
さらに細胞が劣化し、機能が衰えて、
疲労やさまざまな体の不調、
老化などが引き起こされます。

では、どうすれば細胞を正常な状態に保てるのでしょうか。

ポイントとなるのは、
人体の奇跡ともいえる「オートファジー」です。
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
大隅良典東京工業大学栄誉教授の
「オートファジー研究」が発端となり、
現在、世界中の研究者がこぞって
「オートファジー」による人体への影響を研究しています。

「オート」は「自己」で、ファジーは「食べる」。
単純に言えば、細胞が自分自身を食べ、
新しく生まれ変わること。
「古くなった細胞を新しくする奇跡のメカニズム」
といえます。

本書でお伝えする「内臓リセット健康法」は
医学的に正しい方法で、
このオートファジーを誘導。

体内の細胞をよみがえらせることで、
「人生100年時代」を生きるみなさんの
健康を守ろうという健康法です。
世界中の研究者がこぞって研究している
バイオテクノロジーの神秘の扉を開け、
体の内側から、細胞レベルで健康を保つ方法を
知ってください。

以上、Amazonの紹介文

がんを克服した糖尿病医が考案! 弱った体を修復する内臓リセット健康法 Kindle版
青木 厚 (著)

スポンサーリンク

感想

オートファジーダイエットを世の中に広めるきっかけになった「空腹こそ最強のクスリ」を書かれた青木先生の本です。もちろんこの本も16時間の断食を推奨しているわけですが、前著が主に「ダイエット」について書いているのに対して、本書は体調管理のための健康法として書かれています。

もちろん慣れてきたら日数を増やして毎日できるのが良いとは言っていますが、16時間断食をするのは週に1日でよいと書かれています。健康維持のためならばオートファジーを加速させるのは週に一日でよいということなんでしょうか。
私自身は16時間断食を毎日行うようになって1年半ですが。毎日やったほうが絶対に良いと思います。それまでのその人の食生活の質次第ですが。過食が常であったり、超加工食品が中心のよくない食生活であったら、週に1度16時間の空腹時間を作るだけでは内臓を休めることにならないように思うし、効果は感じられないのではないでしょうか。

でも、週に二回の7種類の運動を推奨しているのはとても良いことだと思います。
ちなみに7種類とは下記

①下半身の運動 トゥ・レイズ
②下半身の運動 ふくらはぎの運動
③下半身の運動 ワイドスクワット
④上半身の運動 背中の運動
⑤上半身の運動胸と腕の運動
⑥内臓を刺激する運動 お腹の運動1
⑦内臓を刺激する運動 お腹の運動2

筋トレと身体を整えるエクササイズの組み合わせといった感じですね。

運動を取り入れるのはとても良いことですし。それを継続しながら、8時間で食べる食事の内容も留意しながら16時間断食をなるべく多く行うようにしたら本当に素晴らしい体験が得られると思います。

このブログの主なコンテンツ

ブログホーム