ちまたには、若返り効果を謳い文句にした商品がたくさんあります。しかし、残念ながら、それらの商品に若返り効果はほとんど期待できないでしょう。疑わしい美容グッズやサプリメントを購入するよりも、若返り効果の明確なエビデンスのあるスロージョギングを実践した方が断然良いと思いませんか!
また、老化や若返りのメカニズムには、食事の栄養、腸内細菌の多様性、さまざまな健康成分、日頃の睡眠時間やストレスなども関与していることがわかっています。
本書では、スロージョギングを始めとして、若返り効果の期待できる食事、健康成分、および生活習慣についてご紹介しています。
【目次】
序章 はじめに
若返り効果という謳い文句には注意
老化と若返りの仕組み
第一章 スロージョギングの若返り効果
1.スロージョギングは最適な若返り手段である
2.スロージョギングによる若返り作用のメカニズム
3.スロージョギングの健康効果
4.ランナーズ・ハイという報酬効果
第二章 有酸素運動の仕組みを理解する
1.有酸素運動のエネルギー源は脂肪と糖質
2.遅筋のミトコンドリアの機能を高める
3.乳酸閾値以下で走れば乳酸は溜まらない
第三章 スロージョギングを実践する
1.スロージョギングを実践する方法
2.スロージョギングに慣れるまでの練習法
3.スロージョギングを習慣化させる方法
4.スロージョギングの注意点
5.スロージョギングによるケガや故障
第四章 若返り効果の期待できる食事
1.糖質をゆるく制限した食事が良い
2.糖質を摂りすぎると老化する理由
3.腸内細菌の多様性を高める食事が良い
4.若返り効果の期待できる健康成分
5.若返り効果が期待できないもの
第五章 若返りのための生活習慣
1.適度な睡眠時間をとると長生きできる
2.楽観的な人は若々しく長寿である
あとがき
以上、Amazonの紹介文
スロージョギングから始める若返り健康法: 若さを保つ生活術 Kindle版
赤田 安繁 (著)
感想
スロージョギングについて丁寧に解説してくれている本です。
しかもスロジョグのことだけでなく食事に関して、腸活に関して、生活スタイルについて、ストレスについてまでポイントを紹介してくれています。
僕はスロージョギングはもう長く実践しています。
歩くのと変わらないペースで走るということで、ハァハァと息が上がらず苦しくなく行えるのが一番のメリットです。なのに普通に歩くだけよりも運動強度も消費カロリーも大幅にアップするのでとてもお得な走り方って思って続けてきましたが。この本を読んでその通りであることが理解できました。
最近読んだウォーキングに関する二つの本
最初の本は「病気にならないためには」1日8000歩歩きそのうち20分を早歩きしろ。とのことですが、スロージョギングはその走り方にピッタリなのです。
二つ目の本は「体力を向上させて若返るためには」最大強度の70%以上の走りを1日15分、週に60分しましょう。という教えなんですが。
スロージョギングと言うのは最大心拍の40%~70%で行う走り方なのです。ぶっちゃけ70%以上というと僕の場合だとジョギングと言うよりランニングに近いしけっこうしんどいものです。
なので、初心者の方で、歩くだけでなく少し強度の高い早歩きをしてみようと思うなら、スロージョギングにチャレンジしてみるのが良いと思います。
本ではスロージョギングを始める方法について詳しく書いてくれていますが。ゆっくり走るのってなれないとついペースが上がって早くなっていってしまうんです。早くなったらしんどくなるから一旦歩きに戻して、息が落ち着いたらまたゆっくり走るをしてみる。そんな繰り返しをしているうちに、ゆっくりのコツがわかって「苦しくならない走り方」が身につくと思います。