お父さんマラソン走るってよ: 30年ぶりに走ってサブ4達成までのノウハウ満載。故障しないマラソン。人生は諦めない心根性や-夢野 ツヅキ (著)/読書履歴

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はじめに
私がマラソンを始めたのは45才の時。何気なしにテレビを見ているとホノルルマラソンを走る芸能人やアナウンサーが特集されていた。
あれくらい走れるんじゃない?と思いついたら即行動に自身のフェースブックでマラソン走るって宣言していました。
「お父さんマラソン走るってよ」のタイトルは家族みんなが多分続かないだろうと思う言葉の代弁ですが、気づけば5年も続いていました。人生でこれだけ続いた趣味はないかな。それほど走る事は楽しかったのです。
周りにマラソンやっている知人も全くいなくて一人で手探りで始めたマラソンですが、始めてみると怪我に苦しんでいる人の多い事。そして中年層の多い事にも驚きました。マラソンなんて若い人たちがやっていると思ってマラソン大会に行くと40代50代の働き盛り世代が中心でした。
昨今のマラソンブームと健康のためもあるでしょうし、子育ても一段落で走ろうかな?と気軽に始めたらハマってしまった方ばかり。何より体が引き締まって日焼けして若く見えるようになるのが嬉しい。レース前なんて、こんなにしんどいマラソンを走るのに皆笑顔ですし、遠足に出かける子どものようなワクワクした気持ちでいっぱいです。
ハマってしまうとマラソンはお父さん達が胸を張って誇れる趣味ですし、怪我をしない練習をお伝えして、これから始める方も記録をもっと伸ばしたい方も、一番のボリュームゾーンでありひとつの勲章であるサブ4(フルマラソンで4時間を切ること)を目指しましょう。
専門書はサブ3ランナーやコーチが書いておられるものがほとんどで、こんなハードな練習出来ないよな。平日は走る時間がないし、なんて思っています。

私の走力は何度かサブ4を達成した程度。ハーフマラソン1時間45分程度です。
これから始める方も、サブ4を目指す方とも同じ目線でのお話しを紹介していきます。ランニングコーチや専門家の方の教本が多数出ています。間違いではないし正しい理論をより専門的知識と経験に基づいて書かれていますが、実際未経験者で30年ぶりに走るとなると、教本通りにはなかなかいきませんし、挫折します。まったく運動をしなかった40代サラリーマンがマラソンを始めていろんな困難を経験しながらこうすれば簡単に伸びてゆくのだと思ったことをまとめてみました。あくまで私の経験則によるものなので合う合わないはあるかと思います。事実として言えることは500m走れなかったところから、9か月でハーフ2時間切り、1年余りでフルマラソン4時間20分、3年余りで念願のサブ4達成した経験ですのでご参考に読んで効果があったと思っていただけたら幸いです。速く走りたい一心でいろんな本を読み漁り練習方法を試してみましたがうまくいかず、自分流にたどり着きました。皆様がせっかく始めたランニングが人生の友として長続きすること。そしてどうせ走るなら楽しく、速くなりたいのが人間です。それを叶えることのお手伝いがこの本によって出来れば嬉しいですし、それは私の願いでもあります。

最後に
私はサラリーマンでまったく運動していない30年のブランクを経て45歳からマラソンを始め3年でサブ4を達成しました。周りに走っている人もいなく全くの自己流での挑戦でした。幸いに怪我は始めたころに発症した腸脛靭帯炎のみです。半年くらいは苦しみましたがそれ以降4年以上怪我知らずで走り続けています。持って生まれた体の強さもあるかもしれませんが人一倍怪我をせず楽しく長続きするランニングを目指しながら走ってきました。もちろん大会に出たらタイムは狙います。タイムも伸び悩みの3年を経てさらにもう一段階上を目指しています。まったくの素人のお話ですのですべてが正しいとは思いません。しかし実践してきたことと私の大会での結果を見ていただければ間違ってはいないと信じています。
もっと違うやり方をやれば速くなっていたかもしれませんし、ケガで走れなくなっていたかもしれません。なによりも楽しく長続きするマラソン生活を目指して始めたランニングですし、私のやってきたすべてが紹介できたかはわかりませんが、少しでもサラリーマンランナーの皆様が長く楽しいランニング生活を送る参考になることを願っています。

以上、Amazonの紹介文

お父さんマラソン走るってよ: 30年ぶりに走ってサブ4達成までのノウハウ満載。故障しないマラソン。人生は諦めない心根性や Kindle版
夢野 ツヅキ (著)

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感想

面白かった。
とても参考になったし
共感する部分も多い本でした。

マラソンを走るなんて言えば、周りの人はあなたにそんなことできるの?と懐疑的な気持ちで「お父さんマラソン走るってよ」と言われるってのもよくわかります。私も経験あるので。
マラソンって一般的にはそのくらいしんどくてきつくて大変そうに思えるものですしね。

でも、そんな目で見られるからこそ、「やってやろうじゃんか」と思えるものだし、実際に走り始めるとどんどん楽しくなっていくもので。そんな著者の行動や気持ちにものすごく共感できるんです。

マラソン練習法が書かれた本の多くは専門家やトップランナーが書かれていて、「へぇ、そうなんだぁ、勉強になった。」と思えるものですが、この本は「そうそう、そうだよねぇ」と思える本で、だからこそ、よし僕も頑張っちゃ王。と思えます。

走ることが楽しく感じ始めている人が読んだら、とても良い本だと思います。


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