思い切り泣ける、ほっこりなごめる、17の実話。出会ってからお別れのときまで、猫とのかけがえのない日々のエピソード。
引きこもりの息子を暗闇から連れ出してくれた子猫。
認知症の母が忘れず愛し続けた猫。
コロナ禍の中での不安を猫に救われる日々。
我が子に先立たれて嘆き悲しむ母猫。
ガンに侵された愛猫との最後の3カ月。
急逝した母の飼い猫と本当の家族になるまで。
本書には、そんな猫たちとの暮らし、出会いや別れ、猫同士の愛情など、
飼い主さんから寄せられた17の実話を収めました。
世界が不安に包まれている昨今、
猫から心のやすらぎや、生きていく力をもらったという人もたくさんいます。
天国に旅立ったあとにも、飼い主さんの心をあたため続ける子もいます。
猫を飼っている人、かつて飼っていた人、地域猫と関わりのある人、
飼えないけど猫好きな人……猫を愛する人なら心に残るエピソードばかり。
泣けて、ほっこりできて、生きる力をもらえる。
猫という存在がいることの喜びを改めて感じられる一冊です。
以上、Amazonの紹介文
猫がいてくれるから Kindle版
主婦の友社 (編集)
感想
猫が好きな人にとってはそうだよなぁと共感できる話、ほっこりできる話、自分の猫を思い出して目頭が熱くなる話、などなど。良い話がいっぱいつまった本です。繰り返し何度も読んでしまいました。僕の場合は音声で聞くですが。
ただ、猫はかわいいし、心が通い合うだけに、別れがつらいということがあります。
私も数年前につらい経験をしましたし、高齢なももちゃんとの遠くない未来に訪れる別れの時を不安に思う気持ちもありますし。読んでいてブルーな気持ちになるエピソードもあります。
だからこそ、今を大切にしようって思えるんですよね。きっとその時に後悔がないなんて無理だと思うけど。その時が来る前に大切な時を大切に過ごしてあげたいと思います。