現代人の病気の多くは、食べ過ぎが原因だった。
食べ過ぎは、血液の汚れや、体の冷えを招き、免疫力の低下につながる。
脳の働きも停滞させる。
そもそも人間は、飢餓状態には強くできているが、
飽食に対処する機能を、あまり持ち合わせていない。
いまこそ「空腹力」を発揮し、本来の能力、健康を取り戻そう。
本書は、ユニークな食事療法で知られる石原式養生術の決定版である。
著者はまず、育ち盛りの子どもは別として、現代人は「朝食抜きの一日二食でいい」と説く。
農作業に従事していた昔とは違い、夜型人間は、朝から胃腸に負担をかけないほうがいいのだ。
さらに、「水分の摂り過ぎは体に悪い」という。
体が冷え血流を悪くし、病気の原因になる。
では、欠乏しがちなビタミン、ミネラル、良質な糖分を、どのように補うのか。
基本は「ニンジン・リンゴ・ジュース」と「ショウガ紅茶」を一日に二、三回取り入れる方法である。
そうすれば、夕食に好きなものを食べ、適量のアルコールを飲んでも、決して害にはならないという。
メタボリックが気になる方は、今日から即実践!
以上、Amazonの紹介文
空腹力 やせる、若返る、健康になる! (PHP新書) Kindle版
石原結實 (著)
感想
糖尿病、高血圧、脂質異常症、そしてガンなど生活習慣病の原因は飽食の時代の食べ過ぎ習慣にあるわけですよね。食べすぎを防げたら生活習慣病やほとんどの慢性病の心配をすることなく健康的な毎日を過ごせるはずです。っそのために身に着けるべき大事な力を「空腹力」と呼んで、空腹力を身に着け高めるための知識を学べる本です。
私は著者の言うところの「半日断食」をダイエットのために始めたわけですが。空腹を楽しもう。空腹をポジティブにとらえよう。ということを常に意識してやってきました。
だって空腹を感じることなくダイエットを行うなんて不可能なわけですし。必ず空腹は感じるのです。空腹から逃げる事や避ける事なんかできないんです。
でも、空腹をネガティブにとらえたり、つらいと感じるのではなく、ポジティブに楽しむことはできるんです。必要な知識をみにつけることによって。
それを教えてくれるのが本書ですから。
ファスティングで健康的になりたい人だけでなく
ダイエットしたい人にもぜひ読んでいただきたいと思う本ですね。