腸のことだけ考える-星子 尚美 (著)/読書履歴

読書メーター

●がんを克服した医者だから伝えられる!
●大事なのは腸でした!!
●「腸の掃除(リセット)」は万病に効く!!
●がん・糖尿病・アトピー・うつ・老化も病気も防ぐ
●やせる!免疫力アップ
●免疫力が上げればインフルエンザもコロナウイルスも怖くない
●腸は掃除でき!!腸をきれいにするファスティング(断食)にチャレンジ

「腸がきれいなら、カラダと心の健康問題の大半は解決できます!!」
いきなりそんなことを言われても、みなさんにはなかなか信じてもらえないかもしれません。
でも、それはまぎれもない事実です。
腸がきれいであるということは、すなわち腸が健康な状態にあるということ。
腸が健康であれば、免疫力がアップします。
なので、毎年のように猛威を振るうインフルエンザや世間を騒がせるような新しい感染症(最近の話題だと新型コロナウイルス!)への有効な対策になります。
また、がんや心臓疾患、脳疾患などの大病にかかるリスクも軽減されます。
さらに、精神的にも安定するので、うつ病などの心の病気にもなりにくくなります。
加えて、肌ツヤもきれいになり、見た目も若返るという美容効果まであります。(本文より)

【目次】
・すべての命は、腸にはじまる。
・小腸が脳に指令を送っている
・小腸は「第2の脳」?むしろ「第1の脳」です
・腸は人体最大の免疫器官
・幸せホルモン「セロトニン」も腸でつくられる
・腸内細菌のバランスが狂うとインスリンの効き目が悪くなる
・現代人の腸は発がん物質まみれになりやすい
・アレルギー疾患を引き起こすのは腸内細菌のバランスの乱れ
・現代人の偏った食事が腸内環境を悪化させている
・脳の「おいしい」と腸の「おいしい」は違う!?
・腸を無視した糖質制限食は危険!
・食事でカラダをデトックスする
・牛乳が便秘や下痢の原因に?
・日本人の約85%以上は牛乳があわない体質
・自宅で簡単!「こうじ水」で腸をきれいに
・ストレスは腸の健康にとって一番の大敵
・「いただきます」と「ごちそうさま」の意味を考える

【著者プロフィール】
星子尚美 (ほしこ なおみ)
星子クリニック院長・医学博士。
昭和31年生まれ。東京女子医科大学医学部卒業。熊本大学医学部大学院修了。
医学博士号取得/放射線科專門医取得/産業医取得/健康スポーツ医取得/日本臨床抗老化医学会認定医取得/アロマコーディネーターライセンス取得/米国ISNF公式認定サプリメントアドバイザー取得/キレーション点滴専門医取得/ビタミンミネラルアドバイザー取得/高濃度ビタミンC点滴療法専門医取得/アンチエイジング統合医療認定医取得/アーユルヴェーダハーブ専門医取得
東久邇宮国際文化褒賞授賞(予防医学に貢献した等)。
大病を患い2回も九死に一生を得たことから、医師として自分が知り得た知識を伝えることが使命と考え、正しい医療とは何かを探求する。
全人的医療を目指した自由診療のみの代替医療のクリニックを開業。
がん、生活習慣病などの難病に苦しむ患者の治療と予防医療を行っている。
食事療法をはじめとし、腸内洗浄や便移植などの最先端医療を駆使し、患者に優しい、カラダに優しい検査治療を行う。
一般的な病院やクリニックとは一線を画すスタイルで治療を行っている。
著書に『「平熱37℃」で病気知らずの体をつくる』(幻冬舎)、『病気がどんどんよくなる「腸のお掃除」のやり方―「食べる水素」で腸をキレイに保つ』(ナショナル出版)など。

以上、Amazonの紹介文

腸のことだけ考える Kindle版
星子 尚美 (著)

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感想

著者の星子尚美さんが医者であり、手遅れと言われた進行性の乳がんを、摘出手術は受けたけれどその後の抗がん剤と放射線治療を拒否しながら、腸をきれいにすることで完治させていることに説得力があります。

腸に関する説明は特に目新しい理論などがあるわけではなく、わかりやすく説明してくれています。どんな食生活をしていたら腸が汚れてしまうのか。活性酸素に気を付けないといけない事。
なのでたばこやお酒は当然として、動物性のタンパク質や乳製品には注意が必要なこと。
添加物やトランス脂肪酸など加工食品の危険、
そして食べ過ぎ、美食や宝飾には気を付けないといけないことを説明してくれています。腸活の勉強をしたらよく聞く話ではありますが。上気したようにめっちゃ説得力がある本なんです。

そして先生自身が腸を汚さないだけでなく積極的にきれいにするためどんなことに気を付けているかも書いてくれています。

腸をきれいにするバランスの良い食事は歯の本数から計算した食事バランス
「肉魚1:野菜2:雑穀4」であること。
それを、腹6分目を心がけて食べ過ぎないこと。
低体温になると血液は汚れるので、体温を上げる努力、平熱が37度を目指して温める食事や生活の工夫をするのが良いこと。
なので、よく噛んで食べる。野菜は加熱料理がよい唐辛子などの香辛料も活用する。カタカナ食は控えにする。季節の旬を意識して食事をする、など、体温に関しては説明も多く、とても大事なことが伝わってきました。

あとは、牛乳は控えること。小麦は控えること。
これは腸活のためには指摘されることが多い項目ですよね。

そして、理想は昔の日本人の食事がよい
一汁三菜で、発酵食品や食物繊維の多い食事
主食は雑穀や玄米がよいことなどを紹介してくれています。

ファスティングも推奨しているし。
今自分がしていることに自信が持てて。
さらに頑張って継続していこうという気持ちを強く持てる本でした。

このブログの主なコンテンツ

20kgの減量がきっかけで3つのチャレンジをするようになりました。
①健康長寿のためのファスティングと腸活
②料理の練習、弁当作り
③マラソンランナー目指してのランニング