年末年始はダイエット中の人には難しい季節と言っていいでしょう。クリスマスから年末年始にかけて食べる機会が多いですからね。こんな時はガマンなんかしないで食べることを楽しもう。という考え方もあるでしょう。私はそれにはけっこう賛成です。もちろん食べたら体重は増えるけど、気持ちを切り替えてまた頑張ればいいのです。
ただ、全くの無策で好きなだけ食べて好きなだけサボる。
自分を甘やかしすぎるのもどうかと思うし
正月明けの再スタートをスムーズにするためにもできることはしたほうが良いです。
ということで年末年始ダイエッターさんを応援するための情報も発信していこうと思います。この記事では目前に迫ったクリスマスのケーキとチキンについて情報をシェアしたいと思います。
クリスマスケーキ
なぜクリスマスにケーキを食べるのでしょうね。ネットで調べてみたらもともとはイエスキリストのバースデーケーキということだったそうですが、日本でイチゴがのったショートケーキを食べるようになったのはお菓子メーカーの戦略なのだとか。バレンタインのチョコと同じだったんですね。
でもまぁ、そんな経緯はどうでもいいのですがクリスマスにケーキはすっかり定着した習慣ですから多くの人がケーキを食べる事でしょう。
そして、やっぱりケーキはどうしたって太りやすい食べ物なのですから。ダイエッターさんとしてできればこんなことに気を付けてみたらいかがでしょう。
ホールよりもカットケーキ
クリスマスケーキと言ったら、ホールで買ってくる人が多いかと思います。お子さんがいる家族では特にそうでしょう。けれど、ダイエットのことを考えるならホールよりもカットケーキのほうがお勧めではあります。
ホールだとついつい大きく切りすぎてしまうということもあるでしょうし。余った分を翌日にも食べるってこともあるでしょう。余るということは買いすぎッてことでもあるのですし。だったら家族の人数分のカットケーキを買ってくるほうがダイエットのためにはよいということです。
生クリームとカスタードクリーム
生乳牛乳から作る生クリームと、卵・牛乳・砂糖・バニラエッセンスから作るカスタードクリーではどちらが太りやすいか。という議論があったりします。昔は生クリームが太ると信じられていたんです。というのは生クリームのほうが脂質が多くカロリーが高いからです。
でも最近はカロリーが問題なのでなく糖質が問題という意見も強いわけです。なので糖質制限ダイエットの人は生クリームは悪くないと言われます。脂質は多いけど糖質は少ないから。そして糖質量を比べるならカスタードクリームのほうが多いんです。
でもね。純粋な生クリームはそうでしょうけど。ケーキに使われる生クリームは甘みを出すためにたっぷりの砂糖が加えられていますので糖質は多いです。果糖された生クリームとカスタードクリームを比べると、糖質量はさほど変わりません。でもカロリーは脂肪分の多い生クリームのほうが圧倒的に高いです。
ということを考えると、ケーキのことで言うなら私は生クリームよりカスタードクリームを選んだほうが無難かなと思います。
スポンジと合わせられると
そして、生クリームもカスタードクリームも、ケーキとなるとスポンジの上に乗ることが多いわけでしょう。ケーキのスポンジは卵と小麦粉と砂糖とバターと油脂で作られます。美味しいものは糖と脂で出来ているといわれますが、ケーキというのはまさに「糖質+脂質」 の太りやすい食べ物なのです。
ケーキの中で無難なもの
ということを考えると「ショートケーキ」や「チョコレートケーキ」はやばいんですよ。だってもろにスポンジと生クリームですもん。なるべくだったら控えたいところです。
割と無難と言えるのは「シフォンケーキ」でしょうか。油脂が少なく卵が多く使われているし、空気が多く含まれるので大きさの割にカロリー低めです。
チーズケーキは小麦粉が少なめなので比較的低糖質です。
それとフルーツが多めなケーキは無難と言えるでしょう。
フルーツのデコレーションが多いものはその分クリームが少なくなるのでフルーツが多めが良いと言われます。「フルーツタルト」だとクリームもカスタードクリームになりますし、カロリーは控えめです。
ケーキのまとめ
ということで、糖質と脂質たっぷりのケーキは太りやすいのです。無難なものを選んだからと言ってたくさん食べても大丈夫なんてことはありません。なるべく控えめにしたほうが良いに決まっています。
また、あなたがケーキを選べる立場ではないということもあるでしょうしね。必ずしも無難なケーキを選べなくて出されたケーキを食べることも多いでしょう。
美味しくいただきましょう。
大丈夫ですよ。「太る食べ物なんだ」ということを認識していたら無意識にブレーキがかかるでしょうし。ショートケーキを一つ食べたからと言って、今までの努力が水の泡なんてならないです。クリスマスの後にまた頑張ればいいだけですから。
クリスマスチキン
なぜクリスマスにチキンを食べるんでしょうね。ちなみにクリスマスにチキンを食べる文化は日本だけなんですよ。なぜそうなったかはわざわざ調べなかったですが。某有名フライドチキンのチェーン店では行列ができるしスーパーでもたくさんのチキンが並びます。理由なんか考えずとも多くの人がチキンを買ってイブの夜の食卓にチキンを並べるわけですが。
クリスマスチキンは太るのか?
では、チキンは太りやすい食べ物なのか?
必ずしもそうとは言えないです。
もちろん食べ過ぎたらなんでも太るのだし、フライドチキンのように揚げてあって糖質と脂質が多くカロリーが高く太りやすいものもあります。でも、先日紹介したダイエット中のタンパク質補給に役立つ鶏むね肉だってチキンですしね。必ずしもチキンがダイエットの悪者とは言えません。
クリスマスに太ってしまうのは、一緒に並んでいるケーキや他の食べ物と一緒に食べ過ぎてしまうことが原因なのです。なので食べ合わせや食べ方や食べる量について気を付けるのがいいでしょう。
フライドチキンよりローストチキン
上にも書きましたが、フライドチキンや鶏のから揚げは小麦粉などの衣をまぶして油で揚げてあってカロリーが高いです。糖質もそれなりに含まれます。100g当たりのカロリーは250kcalくらいでしょう。
それに対してローストチキンは油で揚げていません。グリルやオーブンで焼くので脂も多少落ちますし、フライドチキンよりはカロリー低めで、100gあたり180kcalくらいでしょう。更に皮を避けて食べたらもっとカロリーは押さえられます。鶏肉は皮の部分がカロリー高めなのです。
どちらを選ぶか選択ができるのならローストチキンを選んだほうが良いです。
また自宅でクリスマスをするなら、鶏むね肉を使ったクリスマスチキンのレシピにチャレンジしてみるなど、ダイエット中なのだということを意識したクリスマスにしてみることもよい方法だと思います。
クリスマスに食べ過ぎてしまう理由
クリスマスに食べ過ぎてしまう理由は、人が集まるパーティーだったり、家族でもホームパーティーのような食事になる場合が多いでしょう。そのシュチエーションが食べ過ぎにつながるんです。
まず一つは、いろんなメニューが並んでいることです。
例えばサンドイッチを食べるにしても、一つの具材のサンドイッチが並んでいる場合より、いろんな具材のサンドイッチが並んでいるほうが間違いなくたくさん食べちゃうんです。人には特定の味や色の食品を食べていると同系統の食品への欲求が減る「感覚特異的満腹感」という性質があります。簡単に言えば飽きちゃうから食べたくなくなるんですよね。
でも、目の前にバラエティに富んだいろんな料理が並んでいると、あれもこれもとつい食べ過ぎてしまうのです。これは「バラエティ効果」と言われたりもしますがクリスマスに限らず、お正月のおせち料理にも、あるいはバイキングや食べ放題のお店に行ったときに食べ過ぎてしまうのもバラエティ効果が働いているのです。
クリスマスはその「バラエティ効果」が働きやすい食事になる場合が多いってことです。そしてクリスマスチキンだけでなく、ミートローフがあったり魚料理があったり、またサンドイッチとお寿司とパスタが並んでいるなど、そういう複数の主菜や主食が並んでいるようなシュチエーションは誰でも食べ過ぎになりやすいってことです。
なので、それまで頑張っていたダイエッターが、クリスマスパーティーに参加して「クリスマスくらい食べることを楽しもう」と思っているなら、非常に危険な状態にあるんだと言ってもいいでしょうね。
食べすぎを防止するには
出来ればそういう場所に近づかないことが一番好ましいです。ダイエット中に家の中に置いてある食品を減らすことがとても効果があるのと同じです。例えば誰かと外食するにしても、目の前に食べ物がたくさん並ばないようなお店に行くことを提案するとか。できればそうしたほうがいいでしょう。
でも人付き合いということもありますからね。もしクリスマスパーティーやホームパーティー、ビュッフェやバイキングなど、バラエティに富んだ料理が並ぶ場にいるなら「自分には今バラエティ効果が働いているんだ」と自覚すること。そして「自分は今ダイエット中なのだ」ということを忘れないこと。それだけでもかなり効果はあると思います。
意識をしていたらちょっとした工夫もできますし。
小さな皿を使う
例えばビュッフェなどだったらなるべく小さなお皿を使うのがいいでしょう。大きなお皿だと沢山盛り付けてしまいます。これはホームパーティーの自分の取り皿でも同じですね。
ゆっくり食べる
普段の食事の時でもゆっくりよく噛んで最低でも20分以上時間をかけて食事をしようといわれます。食べ始めてから満腹を感じる満腹中枢が働くには20分以上かかるからです。時間をかけて食べたほうが少量で済むのです。
そして、クリスマスパーティーやホームパーティー、あるいは家族や大切な人との食事の時にはこの効果を活かしやすいのです。だって会話を楽しめるでしょう。一気に食べちゃうのではなく、大切な人とゆっくり会話をしながら時間をかけて食事をすると過食になりにくいですよ。
食べる順番を工夫する
血糖値が急上昇する食事の仕方は太りやすいです。なのでよく言われる野菜から先に食べようというベジファーストの食事の仕方を心がけている人も多いでしょう。これもクリスマスパーティーのようなバラエティに富んだ食事の席では活かしやすいです。
まずはサラダとかスープから食べ始めて、ローストチキンなど糖質が少なめな料理が次で、炭水化物は後回しですよね。くれぐれもケーキを一番最初に食べないようにしましょう。空腹時にケーキだと血糖値が爆発的に上がっちゃいますよ。
ちなみにケーキやスイーツなどを食べる良いタイミングというのは、20分以上の食事時間をかけたのちの食後すぐがいいんですよ。食後数時間明けてからケーキを食べるより食後すぐのほうが太りにくいのです。
料理でおなか一杯になっちゃったからしばらく時間をおいてお腹がすいてきたころにケーキを食べようというのが一番太りやすい食べ方ということです。
なので、ケーキを食べる予定なら、ケーキを食べれるようにすこし料理を控えめにして食べるようにするのがいいでしょう。
お酒に気を付ける
クリスマスでも年末年始でも、楽しい食事の時にはお酒も飲むことが多いですよね。もちろんお酒そのものにもカロリーはあって、特に甘いお酒は糖質も多いですし、お酒そのものが太るということもありますが。それよりもお酒を飲むとお酒と一緒に食べたものが脂肪になりやすくなってしまうことがやばいんだと覚えておくといいでしょう。
クリスマスパーティーで太りやすいのにはお酒が一役買っているのです。
また、お酒を飲むと気持ちがおおらかになったり、自制心が働かなくなっちゃいますからね。良くないと分かっていてもついつい飲んだ後にラーメン食べちゃうなんてのはお酒の力でブレーキが利かなくなっているからなのです。お酒はほどほどにしておくといいでしょう。
またお酒に関してはクリスマスだけではなく、年末年始や新年会などでも飲むことが多いでしょうし、飲むならどんなお酒がいいか。飲むときに気を付けたいことなど、改めて記事にしたいと思います。
まとめ
ダイエット中でもクリスマスを楽しみたい。そう思うことは賛成です。ガマンのし過ぎはストレスになりますし、こういう時は楽しむことの優先順位を上げるほうがいいです。
でも、何も考えず無策で食べたいだけ食べるのはよくないですからね。
・ケーキを食べるにも種類を選んでみる。
・フライドチキンよりローストチキン
・パーティーの時でも少しダイエットを意識する。
・使うお皿は小さめに
・会話を楽しみながらゆっくり食事をする
・食べる順番を意識する
・空腹時にいきなりケーキはNG
・お酒はほどほどに
できることを意識しながらダイエットのことも忘れずクリスマスを楽しんでください。
[2022-2023]年末年始太りを速やかに解消 お正月ダイエット!!
お正月に体重が増えるのは仕方がないです。あまり悲観的にならないことも大事です。
でも、ずるずると体重を増やし続けてはいけないですから「食べ過ぎ」「生活リズムの乱れ」「運動不足」を見直して、増えた体重が定着する前に速やかに落としたいところです。
ほめやせのダイエットなら簡単ですよ。
中沢のブログ(もしもしカメ)
サイト管理人中沢の関心事について綴ったブログです
20kgの減量がきっかけで3つのチャレンジをするようになりました。
①健康長寿のためのファスティングと腸活
②料理の練習、弁当作り
③マラソンランナー目指してのランニング
60歳から始めた還暦チャレンジです。
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コメント
クリスマスも含めて年末年始はどういう機会が増えますよね。意識してるのと意識してないのではかなりの差があると思います。
しっかり意識したいと思います。