12月18日(木)/今できる事。水中ウォーキングと上半身の筋トレ

退院して弁当を作るようになり、弁当日記は再開していますが、ラン日記も何かしら書いていきたいと思っています。この記事では、ケガの状態の経過などを書いてみようと思います。

今日はジムに行ってきました。
現在は、折れた部分を手術で固定した大腿骨頸部がくっつくのを気長に待っているところです。かろうじて許可されている「上半身の筋トレ」と「プールでの水中ウォーキング」を行ってきました。それと、サウナに入ってさっぱりしてきました。

動けないと気持ちが沈みます。
なので、時には気分転換も必要なんですよね。

退院は12月6日(土)でした。
41日間も入院していたことになります。
股関節の痛みを感じて走れなくなってからは、すでに2か月半が過ぎています。

いまだに左足への荷重制限が続いていて、松葉づえ生活をしています。
次回の診察は12月27日ですが、1か月に一度くらい通院してレントゲンを撮り、骨のつながり具合を確認しながら、荷重制限や運動制限について判断してもらう――そんな生活が、この先も半年、あるいは1年ほど続いていくのだと思います。

これだけ長期間動けないでいると、足の筋肉はすっかり落ちてしまっています。

これから長い時間をかけてリハビリをしていかなければなりませんが、まだ体重制限のある松葉づえ生活ですから、落ちた筋肉を戻すための本格的な筋トレはできません。
その代わりに、筋肉や筋膜が癒着して固まったり、こわばっている部分をもみほぐしたり、歩く動作の神経回路を働かせるために水中ウォーキングを行ったりしています。

今の時期、いちばんの敵は「筋力不足」ではなく、「こわばり+癒着」なのです。

特に大腿骨頸部まわりは、深層筋(腸腰筋・中殿筋・小殿筋)や筋膜などが複雑に入り組んでいて、それらが手術侵襲による防御反応で緊張してしまうと、自分でマッサージした程度では太刀打ちできません。
入院中は理学療法士の先生に1日2回もみほぐしてもらっていましたし、退院してからは週3回、整体院でマッサージに加えて鍼や超音波の施術もしてもらっています。

落ちた筋力を戻すのは、もっと先の話。
その前の準備段階なのです。
そういう意味では「水中ウォーキング」も準備のひとつです。

今の段階で水中ウォーキングを行う意味は、筋力アップや歩行練習ではなく、次のような目的があると教えてもらいました。

① 骨に負担をかけずに「歩行の神経回路」を保つため
陸上で歩けない期間が長くなると、「歩くリズム」「体重移動の感覚」「骨盤と体幹の連動」が眠ってしまうそうです。
水中では浮力のおかげで、実際よりずっと軽い荷重で歩行動作を再生できます。
つまり、「骨は休ませ、神経はサボらせない」。これが最大の意味なのだそうです。

② 左右差・代償動作を早期に修正するため
③ 股関節周囲の「こわばり・癒着」を、動かしながらゆるめるため
④ 心肺機能を落とし切らないため
⑤ メンタルの安定(これは、かなり大きい)

これらの理由から、水中ウォーキングはとても有効だと教えてもらいました。
僕自身も、上に書いたとおり、運動による気分転換がとても大事だと感じています。

本当なら今ごろは、11月2日の淀川ハーフマラソンの結果を参考にしながら、大阪マラソンに向けたトレーニングに集中しているはずだったんですけどね(笑)。

それを考えると、どうしてもネガティブな気持ちになります。
でも、これも神様がくれた試練であり、これを機に「故障しにくい身体作りを加速させなさい」というメッセージなのだろうと思うようにしています。

整体の先生やリハビリの先生の言うことをきちんと聞きながら、地道に自分の身体と向き合っていく。
のんびりと、でも確実に、自分の身体を改造していこうと思います。


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