選挙前夜に思う、日本のこれからと反グローバリズム政党・参政党の可能性

7月20日は選挙に行きましょう

明日(7月20日)は参議院選挙投票日です。

ということで、前回の衆議院選挙以来9か月ぶりに政治に関する話題を書いています。

ちなみに、9か月前には、比例代表は「国民民主」、選挙区では「参政党」に投票しました。
それまでずっと自民党に投票していた私でしたが、安倍元首相がいなくなるとこんなに変わるのかと。不安を感じていたころにLGBTというとんでもない法案が通ったり、そのあたりから急速に自民に対して不信感を抱くようになりました。

今思えば、昨年の総裁選は大きな分岐点でした。僕は高市総理を熱望していたのですが、よりによって安倍さんが「こいつだけはダメ」と言っていた石破首相が選ばれてからというもの、森山、岩屋、村上、林、宮沢といった、安倍さんや保守という名の裏に隠れていた違和感を通り越して嫌悪感を感じるような政治家が続々と表に出てくるようになりましたしね。
財務省の言いなりだったり、中国にすり寄っていたり、勘弁してくれよということばかりで、とてもじゃないけど国の未来に期待が持てるような状況ではなくなってしまいました。

もしあの時に高市さんが選ばれていたら、今でも自民を支持していたと思うのですが、今の自民に投票する気にはなれません。

かといって、自民以外のどこに投票したら?
立憲や共産、れいわや社民など左翼政党は論外ですし、維新とか国民民主にも違和感を感じます。

国民民主は衆議院選挙では比例で投票したんですけどね。手取りを増やす政策は良いと思いましたし、その時には選択的夫婦別姓には慎重な立場をとっていたように見えましたし。でも、それはすっかり裏切られました。

維新は大阪の地域政党だったときは応援もしましたが、太陽光発電のあたりからでしょうか。どんどん中国寄りになっていくように見えましたし、高校授業料無償化と引き換えに自民と組んで国民の手取りを増やす政策をつぶしたことで、完全に信用できなくなりました。

じゃあ、今度の参議院選挙はどうしよう。
と思って、数か月前からYouTubeなどで各政党の動画などを見ていて、バシッとハマってしまったのが参政党の神谷代表の話でした。

衆議院選挙の時に選挙区で参政党に投票したのですが、その時はまだそれほど深く理解していませんでした。自民、立憲、共産を避けたら参政党しかなかったという程度だったんです。
でも最近になって政党の主張を詳しく聴いてみて、経済についても、安全保障についても、歴史観や国家観についても、なかなかいいじゃんと思うようになったのですが、一番インパクトがあったのは「反グローバリズム」という点です。

僕がほかの政党に感じていた違和感は「グローバリズム」だったのかもしれません。

イデオロギー的な判断をするとき、「右と左」や「保守とリベラル」という認識はありましたが、「グローバリズムと反グローバリズム」という視点はあまりありませんでした。そりゃそうですよね。日本の政党で「反グローバリズム」を明確に打ち出してきたのは参政党がはじめてですもんね。
世界を見たら、アメリカの共和党のトランプ政権とか、ヨーロッパ各国で台頭してきている極右政党と呼ばれる保守政党があるわけだけど、日本には今までなかったですもんね。

なので、参政党の主張や政策を聞いていると、トランプ政権のことも理解が深まります。例えばトランプ関税についても、日本のメディアはヒステリックな批判報道ばかりで、反グローバリズムというベースの思想があることなんか報道しないですもんね。

具体的な政策でいえば、誰もがなんとなく不安や不満を感じ始めていた「外国人問題」に言及したことが、参政党の躍進につながっていることは間違いないはずですよね。
そして、30年成長できなかった日本の経済をどう立て直すのか。また最近、不快な議論としてよく話題になる選択的夫婦別姓やLGBTや皇位継承の問題なども、「反グローバリズム」という視点から語ってくれる神谷さんの演説には非常に説得力があると感じるのです。

そして、反グローバリズムを掲げると既存の権力やメディアから攻撃を受けるというのが世界の潮流のようですが、神谷さんと参政党も、悪質な切り取りや偏向報道、執拗なファクトチェックにさらされているようですね。

それらを見ていて。
確かに政策によっては未熟なこととか、生煮えのことなどもあるように思います。
安全保障について、こんな意見はおかしい。素人だ。とか。
憲法草案に国民主権と書いてないのはおかしいとか。
以前はこんなことを言っていたのに意見が変わっているとか。
突っ込むところはいろいろあるのでしょう。

でも、そりゃそうだと思うんです。
結党は2020年、まだ5年しか経っていない若い政党なのですから。
神谷代表もまだ48歳です。政治家としてはまだまだ若いですしね。
もし仮にいま参政党だけで与党になったとしても、満足な政権運営なんかできるはずはありません。

でもね。
そのことを十分理解していて、それを言葉にする素直さがあることは大きな注目ポイントだと思うんです。同じ保守政党でも他者や他党の批判ばかりで独善的な日本保守党とは、そこが大きな違いだと思うんですけどね。

また地方の組織づくりに力を入れ、党員の意見を拾い上げる党運営にも好感が持てます。

素直さや謙虚さや柔軟性を持ち合わせていること。
それは、仮にいまはまだ不十分な見識や理解であっても、成長していくことができる良い点だと思いますし、参政党が政権入りを目指すと公言していることも非常に良いことだと思います。
まぁ、その部分を切り取って、「参政党に投票してもすぐに自民に取り込まれてしまう」といったネガキャンをしている人もいますけどね(笑)

もちろん、今回の参院選の大惨敗でも辞任をしないなんてありえないだろうと思いますが、衆院選でも責任を取らなかった石破総理ですし、なおも居座ることもあるかもしれない。そしてそんな石破政権にそのまま連立するなんてことはないでしょうけどね。

今回の自公大惨敗の立役者は参政党であることは間違いないと思います。
そして、次の衆院選挙はそれほど遠くないと思いますが、参政党が大きく議席を増やすことは、予想しがたいことではありませんし、今後にとても期待をしています。

今回の選挙後すぐに、いろんな政局が考えられると思うんです。

衆参ともに事項は少数になるのですから、政権交代が起こるかもしれないし、自民が与党に残るとしても連立の組み合わせを見直さないと政権は運営していけないでしょう。

例えば石破政権がしぶとく継続した場合。
石破さんなら、立憲の野田さんとの大連立も考えるかもしれない。
もしそんなことになったとき、自民に残っている保守勢力の皆さんはどうされるのでしょう。
まさか、黙って見過ごすほど腐ってはいないと信じたいところですが。
例えば自民から離脱して新しい勢力を作るとか。
そんなことがあったらめっちゃ応援しますけどね。

あるいは、石破政権がスリーアウトチェンジになったとして。
そうなったなら是が非でも保守のリーダーを立てていただきたいと思います。できることなら、衆議院選の復讐で、左巻きの議員を追い出すくらいのことができたら最高だと思うのですが。

自民党には自他ともに認める「保守政党」として生まれ変わってほしいなと。
元自民支持だった僕は思うわけです。
そうなった自民党と、神谷さんなど、若い保守系の、そして「反グローバリズム」の考えを持つ政治家が与党入りをして、日本の伝統を守りながら、国民負担を減らし、積極財政で経済が発展し、若い人たちが(僕がイメージするのはいま子ども園に通っている孫たちですけどね)将来に夢と希望をもてる日本にしてほしいと思うのです。

外国人ばかりで、治安が悪くなった日本なんてイメージしたくないです。

そんなことを考えながら。
明日は参政党に一票投じてこようと思います。


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