一汁一菜でよいという提案-土井善晴 (著)/読書履歴

読書メーター

日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁でよいのです。
料理研究家・土井善晴によるこの提言から、
「一汁一菜」ムーブメントは始まった――。
20万部突破の大ベストセラー、待望の文庫化!

日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁で充分。あれば漬物を添えましょう。無理のない生活のリズムを作り、心身ともに健康であるために「一汁一菜」という生き方をはじめてみませんか――。料理研究家・土井善晴による根源的かつ画期的な提言は、家庭料理に革命をもたらした。一汁一菜の実践法を紹介しながら、食文化の変遷、日本人の心について考察する。著者撮影の食卓風景も数多く掲載。(解説・養老孟司)

以上、Amazonの紹介文

一汁一菜でよいという提案(新潮文庫) Kindle版
土井善晴 (著)

土井善晴さんの具だくさんみそ汁の作り方

土井善晴が教える人生が楽になるお味噌汁の作り方①
土井善晴が教える人生が楽になるお味噌汁の作り方②
土井善晴が教える人生が楽になるお味噌汁の作り方③
土井善晴が教える人生が楽になるお味噌汁の作り方④
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感想

この本はですねぇ料
理は頑張らなくていいよ。という本であって。
でも、料理は素晴らしいよ。という本でもあります。

いま毎日自分の作った料理を写真に撮ってダイエット日記に掲載しています。それまでの僕は毎日の料理は妻に任せきり。たまに自分で台所に立つときもあったけど、焼きそばやチャーハンとか簡単なものを作るだけだったし。それこそコンビニのお弁当をチンしてカップラーメンにお湯を入れるとか。
そんな程度だったんですけどね。

昨年4月からダイエット開始するにあたり、料理の練習をしようということで、見よう見まねで「一汁三菜」を意識して毎日料理をするようになり、結構習慣化して、それなりに上手にできるようになってきたかなと思うんですけどね😺
僕の料理はそんな経緯ではじまっているので、他の人の料理とはちょっと違って、ダイエットや健康維持のための栄養補給、という目的が主だったりしますが。

本のレビューを見ていると。

この本を読まれている一番多い人は。家庭のお母さんで、家族のための食事を用意していて、毎日毎回美味しいごちそうを用意しないといけないってハードルを上げすぎていたと。この本を読んで気が付くことができたという人なのでしょう。そういう人は「一汁一菜でいいんだ。ごちそうでなくても、美味しくなくてもいいんだ」って、気が楽になったという感想を書かれています。

僕も気が楽になりました。主催のお皿はタンパク質だけど昨日が肉だったから今日は魚にしようとか。動物性ばかりじゃなく植物性も増やさないととか。副菜の小鉢で意識していたのは腸活で、発酵食品とか食物繊維を増やそう「まごはやさしい」食材で小鉢に入れるおかずをつくらないと。と毎日思っていましたしね。

「一汁三菜にしないといけない」って思いすぎていたと思うし。な~んだ。なんでもかんでも、みそ汁に突っ込んじゃえば小鉢じゃなくてもいいじゃん。そう思うと結構気が楽になるんですよね(笑)

逆に気が重くなった人もいるみたいですね。
そういう人はきっと以前の僕のように料理は作らない人で、食べることはすべて外食とかコンビニとかスーパーの総菜とかインスタント食品とか。そういうもので済ませてきた人でしょう。一汁一菜といえども自分で料理をすることにハードルの高さを感じられているのかなと思う。そんな感想を書かれる人も意外と多いように思います。

そういう人には、土井さんからの料理を「楽しむ」というメッセージが届いたらいいなぁと思います。
ハードルを下げることと同時に
楽しさを見つけないと継続できないし。
食は毎日のことですしねぇ。継続が大事なわけだし
そして、それが世界が認める和食と言う日本の伝統文化を守っていくことにもつながるし。
なによりも、あなたの健康のために絶対に良いこと。間違いないですしね。

-30kg痩せられた僕のダイエットを振り返ってみても・・・

ダイエットって言ったら、食べる量を減らすとか。運動増やすとか。
「カロリー」ばっかり意識しちゃう人が多いです。
あるいは「糖質控えなきゃ」とか。¥MCTオイル」取り入れようとか。「ヨーグルト」食べるとか。
そんな表面的なことじゃなく
普段食べているものの質を変えることが一番大事って思うんですよね。

上に土井さんの動画をリンクしたけど。
その動画のような具だくさんのみそ汁作ってご飯はしっかり食べて。
一汁一菜を基本にできたら。ダイエットにはものすごくプラスです。間違いないです。

そして本書では「ハレ」と「ケ」の話もありますが。
「ハレ」は特別な日や祭りごとの時で少し豪華な食事をするとき
「ケ」は日常であり、それこそ冷蔵庫のあまりもので工夫したみそ汁とご飯でよいいつものこと。

僕はダイエットを始めるとき普段は「身体のための食事」そして特別な日は「楽しむ食事」で、しっかり区別して両立させようと考えました。これは「ケ」と「ハレ」です。
そして「ハレ」の日は何でもOK、ラーメンでもいいし、とんかつでもいいし、カレーやシチューもOKだし、それこそマクドナルドだっていっちゃいます(笑)
でも、「ケ」である普段は、自炊で一汁三菜の献立を用意して食事をしよう。もちろんダイエットだから量は少なめに、そのために間欠的ファスティングを取り入れて、食べる時間は8時間、1日1~1.5食にしてきたわけですけどね。

なかなか痩せられない皆さんって
きっと毎日「ハレ」なんですよね。
しかも1日3食とか。
その気持ちじゃ痩せないと思うし、痩せてもリバウンドでしょう😺

まずは「ケ」と「ハレ」を分けるといいですよね。

そして僕は「ケ」が一汁三菜と思っていたけど。
別に一汁三菜の食事スタイルがしんどいって思ったことは無く
毎日食事を用意することガ楽しかったですけどね。
1日1回だけなんだからしっかり用意しようって思っていたし。
でも、土井さんに言わせると、一汁三菜は「ハレ」なんですよね(笑)

この本のメッセージ
「一樹一切は持続可能な食事のスタイル」という言葉にものすごく魅かれたことも事実です。

一汁三菜を継続することを無意識に大変だと思っていたのかも(笑)

これからはもっと気が楽になりそうって思っています。
この本に感謝です😺

このブログの主なコンテンツ

20kgの減量がきっかけで3つのチャレンジをするようになりました。
①健康長寿のためのファスティングと腸活
②料理の練習、弁当作り
③マラソンランナー目指してのランニング