ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング-田中宏暁 (著)/読書履歴

読書メーター

本来、走ることは決して苦しい運動ではない。誰でも持っている「走る才能」を100%発揮するには、フォアフット着地で、ラクなペースで走ること。「スロージョギング」から始めれば、一流選手のスキルが簡単に習得できる。準備運動も筋トレもいらない、膝や心臓への負担もない。それでいて、消費カロリーはウォーキングの2倍!弱点を克服し、確実に結果を出す方法を徹底解説。初心者からサブスリーを狙う上級者まで。

著者について

田中 宏暁
たなか・ひろあき/医学博士、福岡大学スポーツ科学部教授、福岡大学身体活動研究所所長。一九四七年生まれ。東京教育大学体育学部卒。専門は運動生理学。肥満や生活習慣病の治療と予防に有効な運動の研究を続け、スロージョギングを提唱。自らもランナーとして日々ランニングを実践している(フルマラソンの自己ベストは50歳で2時間38分48秒)。日本健康支援学会理事、ランニング学会常務理事などを歴任し、日本陸連科学委員、日本オリンピック委員会強化スタッフの立場でトップアスリートの競技力向上のアドバイザーとしても活躍した。『賢く走るフルマラソン』(ランナーズ)『スロージョギング健康法』(朝日新聞出版)等、著書も多数。

以上、Amazonの紹介文

ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス) Kindle版
田中宏暁 (著)

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感想

この本はめっちゃ参考になったし、ランニングのモチベーションを上げてくれました😺

乳酸がたまらないぎりぎりのペース(辛くないニコニコペース)のゆっくり走るスロージョギングと、広く普及しているかかとから着地するヒールストライクではなく、足裏前方(指の付け根あたり)で着地するフォアフット着地を強く推奨している本ですが。これは体感的にものすごく納得です。

歩くとき、特に早く歩こうとして歩幅を広くとるとかかと着地になってしまうけど。歩幅を小さくしてスロージョギングをしたらかかとでなくフォアフットの着地になりやすい。と、言われてみればその通りだし。僕は昔から走るのはピッチ走法だし、特にスロージョギングだと歩幅が小さくなって自然とフォアフットになります。

で、フォアフットとヒールストライクを比較したら
フォアフットの方がヒザなどへの負担は小さい。

そういわれてみたらその通りですよねぇ。例えばその場でジャンプしたとき、かかとから着地することはないです。衝撃を吸収するためにフォアフットで着地するのが当たり前だし。スポーツ競技をしていてかかとから着地するドタバタの走り方なんかしないですもんね。

フォアフット着地なら足裏の3つのアーチ、土踏まず部分の内側縦アーチ、かかとから小趾球にかけての外側縦アーチ、母趾球から小趾球にかけての横アーチを使えるから衝撃を吸収できるし、疲れない走り方、歩き方ができるとのこと。

なるほど。
その通りかもしれないと思って試してみました。

僕はあまり走りすぎるのは良くない。ランニングは負担が大きいんだと思い込んでいたのでなるべくウォーキングを優先していました。走るにしても最初20分はウォーキング、その後20分ランニングみたいに、ウォーキングを優先していたんだけど。ウォーキングの方がスロージョギングより負担が大きいなら、最初からスロージョギングでいいじゃん。僕はスロジョグなら完全にフォアフットが染みついているし。

ということで、ここ数日は家を出て直後からスロージョギングをするようにしてみたんだけど。
そのほうが疲れにくいかもって感じています。これは僕にとっては目からうろこです。ランニングに対して間違えたネガティブな思い込みが消えたわけですしね。

いままでより積極的にランニングを楽しめるようになると思うし、マラソンを目指す目標を持てるようになっちゃうかも。と、ワクワクした気持ちになれています。

この本読んでよかったです。

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