残念だった自民党総裁選

ブログやSNSには政治のことは書かないようにしてきたんですけどね。僕はネットの中で長いことビジネスをしてきたし、政治の話題はご法度だと思っていました。でも今は積極的にビジネスをしているわけじゃないし、まぁいいかなと思っています。というか、今回の自民党総裁選のことは、書かずにはいられない気分って感じかな。

応援していたのは高市早苗候補です。
単純に保守だからというだけではなく、高市さんの政策にとても期待が持てたからです。他の候補者の話も聞きましたが、ワクワクした気持ちになれたのは高市さんだけでした。

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まずはやっぱり「経済」が大事ですよね。
日本の経済については「失われた30年」なんて言われます。GDPも伸びず、給料も上がらない時期が長く続いたわけだけど。僕は景気が良かった頃やバブルの記憶もありますが、景気の悪い、停滞したムードしか知らないわが子たちを見ていると、良い時を知らないから明るい未来が描けないのかなって見えたりすることもあるし、強い日本の経済を取り戻してほしいと願っています。

今はコストプッシュによる値上げが続いていますが、正しいインフレの形にならないといけないのですから増税はダメだし、緊縮財政もダメですよね。積極的な経済政策を行ってほしいと思うのですが、高市さんの経済政策はとても具体的だし、わかりやすいのが良いと思うんです。

例えば、僕も日本の農業には大きな可能性があると思います。そこを活かして、円安というメリットを利用し、食料自給率の低さという弱点を克服しながら経済を発展させる、といった考えは非常に理にかなっていると思います。
さらにエネルギー政策や宇宙開発や新たな産業についてもワクワクする未来の話をたくさん聞かせてくれました。政治家ってこういうビジョンを語れるべきだと思うんです。構造改革や規制緩和の話をする政治家は多いですが、それでどんなことが良くなるのかわかんなかったりします。

新しいことを取り入れたり、チャレンジすることも大切ですが、伝統を守り歴史から学ぶことも同じくらい大事だと思います。日本は敗戦後のアメリカ指導により自虐史観な教育が行われるようになり、大切な伝統が失われて行っていると思うのです。
高市さんが日本の国旗を大切にする姿勢は見習わないといけないと思いますし。国歌斉唱を否定する学校の先生がいるってまずいと思うのです。伝統を重んじることができないと社会が変わってきてしまいますよね。そんな不安が表面化している最たる例が「皇室典範」だと思います。

女性天皇と女系天皇の違いも分からず、男女同権の議論の延長で「愛子様が天皇になれないのはおかしい」という意見が多いと聞きます。そして、それが「民意」だと主張されることもあります。どうしても必要な時に、一代限り女性天皇が即位することは、これまでの歴史でも例があるので、検討を完全に排除する必要はないと思います。しかし、女系天皇を認めてしまったら、天皇が天皇でなくなってしまいます。
男系の皇統は2000年以上続いてきた伝統であり、それは遺伝子云々の問題でないし、たとえ「民意」であっても変えてはいけないと僕は思うんです。

また、家族制度や戸籍制度についても、変えるべきではない伝統だと思います。リベラルな思想では個人の自由が強調されがちですが、家族制度は皇室典範に通じる守るべき伝統だと思うのです。
高市さんは女系天皇には反対と明言されていますし、夫婦別姓については制度の変更には反対しつつも、旧姓が使用できるような法整備を進めていらっしゃいます。

でも石破さんは夫婦別姓は賛成らしいし女系天皇も認める旨の発言があるようですし
心肺ですねぇ・・・

心配といえば、石破さんの外交にも不安を感じています。親中と言われますしね。

平和な時ならまだしも、現在の情勢は非常に緊迫しています。ロシアはウクライナに侵略戦争を仕掛け、中国はいつ台湾有事を引き起こすか分かりません。南シナ海ではフィリピンの領海を不当に占拠し、尖閣諸島にもいつ手を伸ばしてくるか分からない状況です。さらに、北朝鮮はミサイルを打ち続けています。この三国はすべて核保有国であり、日本の隣国です。

これほど緊迫した状況にもかかわらず、いつまでも自虐史観にとらわれ、自衛隊に反対する人々がいることが信じられません。憲法改正は急務であり、それ以前にも可能な法整備を進めて有事に備えるべきです。自国を自ら守れる体制を整えることが必要だと強く感じます。

また、対アメリカや韓国に対しても、言うべきことはきちんと言い、必要であれば強硬な措置を取るべきです。総理大臣が自国の英霊を祀る靖国神社に参拝することを外交問題にするのはおかしいと高市さんが主張していた通り、そんなことを問題視する国は中国と韓国だけです。それに対して忖度する日本のマスメディアの姿勢も問題だと思います。

これまでも政治家の弱腰な姿勢に苛立ちを感じてきました。そして石破さんには全く期待できないというか、逆に不安を感じてしまいます。

高市さんなら何か変わるかもしれないと期待するものがあったんですけどね。
今回の総裁選の結果は、非常に残念で仕方がありません。

1回目の投票でトップに立って、「これはいけるかな」と期待したんですけどね。高市さんもそう思ったのかもしれません。2回目の投票前の5分間のスピーチは、少し油断してしまったのではないでしょうか。まるで勝利宣言のようなスピーチでしたし公明党の話もいらなかったと思うんですよね。もし出馬表明の時のような力強い訴えだったら…と思うと、僅差だっただけに残念です。

総裁選の日の夜は、YouTubeやTwitterを見ながらやけ酒でしたね。
日本終了」と書く人も多かったですが、「いやいや、そこが終わっちゃまずいでしょ(笑)
自民党終了ならいいけど。結局最後は派閥のよくわからない力学が働いた結果になったわけで。岸田さんが勝ったとか、麻生さんが負けたとか、そんなことはどうでもええねん。よりによって石破さんを選ぶ自民党ですし、次の選挙では大負けしちゃえ。もう自民党には入れない…とも思います。まじで。

でも、じゃあどこに投票するの?と考えると困ってしまうことが日本の政治の問題だと思うけど。

高市新党を期待する声もあって、それもいいかなと思いますけどね。自民党はすでに保守政党ではなく、左寄りの議員のほうが多いように感じますし。長いこと自公連立していて、創価学会の組織票に頼る議員も多い状況ですし、仕方ないことなのかもしれません。
旧統一教会の問題もありますし、宗教とは一切関わらないようにして、いっそのこと保守とリベラルで分裂したほうが、もっと分かりやすくていいんじゃないかとも思います。

でも、高市さんや小林さんのような保守のリーダーが総理大臣になって国を変えていくには、やっぱり与党の自民党の中にいないとできないと思うし。自民党が変わっていくことを長い目で見て期待するしかないのかなぁ、とも感じます。

それに冷静に考えてみると、仮に今回の総裁選で高市さんが選ばれていたとしても、高市さんの政策を実現するのは相当大変だったでしょう。だって、あんなに反対する人が多いんですから。財務省や外務省の官僚もそうでしょうし、マスメディアや親中派の議員も多いですからね。

2回目の投票で石破さんに票を入れた人が多かったわけですが、石破さんに期待して投票した人は少なかったのではないかと思います。むしろ高市さんの強硬な姿勢や政策に不安を感じて、石破さんに投じた人が多かったのでしょう。
もちろん、高市さんに投票した人のほとんどは高市さんの政策に期待していた人たちでしょうが、まだその期待が十分に浸透していなかったということなのでしょう。強硬な政策を実現するには、僅差ではなく圧倒的多数で勝たないと難しいでしょうしね。

次回に期待しましょう。

そして、自民党の先生方には、今こそ強硬な保守派のリーダーが必要だと気づいてもらいたいです。なので石破さんには短命でずっこけてもらって、次のチャンスがなるべく早く来ることを願うばかりです。

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