///空腹の次のテーマとして注目されている「少食」――何をどれくらい食べるのか?///
人生100年時代において、「食べる」ことが根本的に問われている。ここ数年流行しているのは、むしろ「食べない」ことであり、「空腹」「断食」「ファスティング」「デトックス」などのテーマが人気となった。ただし、「食べない」ことが常態化できるわけではなく、むしろ「何を、どの程度食べるのか?」は、大きなテーマになってきている。一般的にはPFCバランスなどと呼ばれているが、この中身を吟味しながら食べるというのは不自然であり、実行しづらいことである。本書では、心身を整えることからはじまって、デトックスの実際、食事法のコツなどを提示。「少食ライフ」がなぜいいのか? 最新の研究論文にもとづき、わかりやすく解説している。
巻頭 デトックスから始めよう!
プロローグ 医者の不養生な生活から、少食ライフの実践へ
第1章 少食ライフと長寿
第2章 デトックスのすすめ
第3章 食事のタイミング・時間・回数は?
第4章 少食ライフの実践
第5章 足るを知る生活
エピローグ 少食ライフ、5つの実践
付録 Dr Ishiguroの健康スクール座談会
以上 Amazonの紹介文
医師がすすめる 少食ライフ Kindle版
石黒成治 (著)
この本を紹介しているYouTube動画
感想
再読です。
依然読んだ時にはまだ感想を書くすくみを作っていなかったので。
石黒先生はユーチューバーでもあられるので頻繁にお話を聞いていますが。まだお若い現役のお医者様で、がんセンターで大腸がんの摘出手術をされていたドクターです。
断食やファスティングの話と言うと、東洋医学の知識をベースにされたご年配のお医者様の本が多いようにも思うんですね。僕が選んでいるだけかもしれないけど(笑)
なので、西洋医学の専門の現役のドクターの話として、分かりやすい。というかとっつきやすく感じる部分もあるって感じるんですが。
でも、病気予防や健康維持のためには少食がいいんだ。と、同じことを話してくれます。
この本では、なぜ小食が良いのか。ということをわかりやすく話してくれていますし。
デトックスのことも話してくれています。そう、どんなに気を付けていても様々な有害物質が身体に入ってきてしまう時代ですからねぇ。そして肝臓や腎臓の負担を小さくしてデトックスをスムーズにするためにもやっぱ「小食」が良いということで。
具体的に少食を導入していく方法について説明してくれています。
僕はこの部分で、現代社会では糖質依存になっている人が多いから、例え12時間くらいの短い間欠的ファスティングでもきついと感じる人がいる。そういう人はむしろ数日間の断食をしちゃったほうが早く糖質依存を向けられてよい。と言う考え方が非常に参考になりました。
確かに。
僕自身結構甘いもの好きで。
いまけっこう糖質依存になっているなぁって時ってあるんです。
そういう時って、「えいやっ」と数日、甘いものを絶つと、その後あまりほしくなくなったりしますしね。それと同じ効果だと思うし。依存が強い人には数日の断食は効果的だろうなって思います。
そんないろんな気付きを与えてくれた本です。
そうそう、この本を読んで初めてボーンブロス断食してみましたし。
定期的な断食を生活に取り入れるようにしようと思ったのもこの本を読んだことがきっかけでした。