ひざ痛、変形性膝関節症、最高の治し方大全／読書履歴

3月末に痛めたヒザがなかなか良くならず。でも最初に行った整形外科では痛み止めと湿布薬を処方されて安静にしろと言われるだけで、病状の説明もなければ病名も言ってくれないし。確かに痛み止め飲んだら痛くはなくなります。でも湿布を張り替えておとなしくしているだけだと、だんだんイライラしてくるんですよね。薬が切れたら結局は痛いし。

なので、半月経ってから今度はスポーツ整形外科を受診してみました。最初の整形外科はランニングすること自体を否定する先生でした。でも自分はランニングをしたいからひざ痛を治してほしくて通院しているのに。だから素直に話が聞けなかったということもあるんですけどね。

スポーツ整形は、運動をすることを前提の治療をしてくれる病院ですもんね。実は近所にこんな病院があるなんて知らなかったんで

す。ネットで検索したらヒットしたのですが、同じビルにフィットネスクラブとゴルフスクールもあって病院という感じじゃなく健康的でお洒落なイメージのビルなんです。もっと早く調べたらよかったなと思っていますが。

で、スポーツ整形で診断されたのは「変形性膝関節症」とのこと。
膝にはだいぶ水もたまっていたのでそれを抜いてヒアルロン酸の注射をして。
週に一度合計5回通って運動療法によるリハビリ治療をすることになりました。

それまでは、ただ安静にしろというだけでなぜ痛むのかも、病名も対処方法もわからなかったのですから。それがわかっただけでもよかったなと思っています。でも最初に「変形性膝関節症」といわれた時は少しがっかりだったんです。
というのは、それって年寄りがなるものでしょ。と思っていたから（笑）
でも調べてみると60歳以上の6割は変形性膝関節症を患っているとのこと。

自分も60歳になっているのだし、いつまでも若いつもりでいたらいけないですね。もう年寄りなのです。それをきちんと受け入れて、「変形性膝関節症」のこともきちんと学ぼうと思って読んでみたのがこの本です。

ひざ痛　変形性膝関節症　ひざの名医15人が教える最高の治し方大全　聞きたくても聞けなかった137問に専門医が本音で回答！ Kindle版
黒澤尚 (著)

ひざ痛の原因の8割以上は変形性膝関節症。
患者数は推計3000万人に及び、高齢になるほど罹患リスクは高まり、一般的な薬物治療を受けても痛みを一時的に取る効果しか得られず、根本治療でないため年々悪化してしまう進行性の厄介な病気。

鎮痛薬を服用しても再びすぐ痛みだす…
服薬だけで本当に治る？
ひざの水を抜いてもすぐたまる…
また抜くべき? 手術を受ければ完治する？
といった疑問を抱く患者さんは日本全国に1000万人前後はいるでしょう。

そんな数多くの患者さんやその家族のために、変形性膝関節症の真の治療法、そして何よりも完治に必要な運動療法などをわかりやすく紹介します。

変形性膝関節症のほかのひざ痛を招く病気についての疑問にも答え、あらゆるひざ痛を完治に導く一冊を目指します。

以上、Amazonの紹介文

感想

なるほど。
まだ1回しか読んでないので何回も読むつもりですが。

僕はランニングが悪影響しているんだろうなと思っていました。かずみさんもそう思っていたようですし。多くの人はそう思うんじゃないかな。
でも、ランニング自体にはそれほど悪影響があるわけじゃないという研究もあるのだそうです。それよりも悪影響なのは「①運動不足」と「②体重過多」であって、変形性膝関節症は短期間に急激に進行するものではなく、何年、何十年という長い年月をかけて徐々に進行するものだそうです。

ということは、最近始めたランニングの影響というより、2年前までの10年間で極端な運動不足だったことや太ってしまったことで徐々に進行していたのでしょう。そしてランニングを始めたことは症状が現れる単なるきっかけだったんだろうなと思っています。

で、なってしまったものは治したいわけで。
そのための最も有効な方法は運動療法であることがこの本でも示されています。
いま、スポーツ整形で教わった運動を毎日自宅でもするように指導されていますが。
病院で言われただけより、こうやって本でも読むと真剣度が増しますよね（笑）

そういう意味でも読んでよかったなと思います。
この本はもう何回か読んでみようと思っています。
また、キンドルには変形性膝関節症の関連本も多いようだし、いろいろ読んで正しく対処して、早くランニング復帰できるよう頑張ろうと思います。