レシピに頼らない日々のごはん: 7つの料理パターンで、バリエーションは無限大!-松田亜輝絵 (著)/読書履歴

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〈『レシピに頼らない日々のごはん』まえがきより〉

 この本を手に取っていただき、ありがとうございます。

 そろそろ、レシピサイトやレシピ本に頼らずに料理をしてみませんか?

「ネットサーバーが落ちていて、レシピサイトが見られなくて料理が作れない~」
「レシピが覚えられなくて、毎回レシピ本を見返すのは面倒だなあ」
「コロナ渦で、料理を始めてみたけれど、続かない」

 本書は、こんな「日々のお家ごはんにお悩みを抱える人」に向けて、レシピに頼らずに、ラクに、そしておいしく作るための「考え方」を提案する本です。
 私は、現在、Japan Made Food Lab(ジャパン・メイド・フード・ラボ)という「食」のスタジオを主宰するとともに、世界的なオンライン学習プラットフォームである「Udemy(ユーデミー)」で講師の活動をしています。この活動を始めるずっと前から、長らく実践してきた料理に対する考え方や料理法をまとめたものです。「自分」の感覚で料理が作れるようになるための手がかりの書とも言えます。

「7つの料理パターンを知って、レシピなしで「自分」の料理を作ろう」

7つの料理パターンを知ることで、レシピを見ることなしに、料理のバリエーションは無限大になります。この詳細は本書の中で明らかにしていきますが、ここで少しだけその秘訣をお話したいと思います
一番大切なのは、「レシピ」からではなく「素材」から料理を「考える」コトです。
 これからご紹介する7つの料理パターンを軸に、その日、冷蔵庫にある食材や宅配で届いた野菜などをあてはめて、調味料を違うモノに代えてみたり、食材の切り方を変えたりしながら応用してください。自然にレパートリーが広がっていくので、献立に悩んだり、レシピの食材のために買い物に走り回ったりすることもなくなります。
 「レシピに頼りすぎない」とは、自分の力で考えるということ。考える力が身につけば、自分で判断して作ることができるようになります。自分ひとりで判断できるようになれば、料理することが今よりもずっと自由にラクになります。そして、なによりも料理が楽しくなっていくことでしょう。

 最小の手間で、シンプルな味付けで、素材の味がストレートに感じられる料理。目指すべきは「家でしか食べられないごはん」。
料理好きのあなたも、料理初心者のあなたも、ぜひ試してみてください。
 7つの料理パターンの詳細に入る前に、パターン0「なぜ、レシピ通りに作っても同じように上手くいかないのか」からお伝えしていこうと思います。

〈目次〉
まえがき
 
パターン0 なぜ、レシピ通りに作っても同じように上手くいかないのか?
パターン1 基本のスープ 1度作れば3度おいしい
パターン2 味噌汁はもっと気軽に、もっと自由になる
パターン3 カンタン&便利な野菜のオイル蒸しという最高の調理法を知る
パターン4 野菜はなんでもキンピラになることを知る
パターン5 どんな素材も焼くだけで立派なごちそうになる
パターン6 サラダをもっと自由に楽しむ
パターン7 副菜の王者ナムルをマスターする

あとがき

〈著者について〉
松田亜輝絵(Akie Matsuda)
Japan Made Food Lab(ジャパン・メイド・フード・ラボ)主宰
Udemy (ユーデミー) 講師、食のオンラインスクール「Kitchen AJM Japan」設立準備中

1970年生まれ、東京都在住。アメリカでの海外生活中に慢性の蕁麻疹にかかる。毎日毎日、体中のかゆみに悩まされる。ストレスが原因だという自覚があったので、自力で治そうと決意。その時に出会ったのが日本の薬膳「マクロビオティック」。ロサンゼルス在住の先生のもとで食事療法などを学びながら実践。その甲斐があり1年後にはほぼ完治。「食」が心と体に大きな影響を及ぼすことを実感した大きな経験となる。その後は、マクロビオティックのみならず、発酵や薬膳、オーガニック料理やローフード、食品添加物やアンチエイジング料理、寿司や日本酒など「食」に関連したあらゆるジャンルを数多く学び、資格認定を受ける。
現在は、発酵×オーガニック×薬膳の視点からの健康アドバイス、発酵食&プラントベースフードのレシピ開発、「日本の伝統食の素晴らしさ」を世界に発信する活動を進行中。

以上、Amazonの紹介文

レシピに頼らない日々のごはん: 7つの料理パターンで、バリエーションは無限大! Kindle版
松田亜輝絵 (著)

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感想

昨年春にダイエットを決意し、約10年ぶりに自炊の食事の写真を毎日公開していこうと思ったときに考えたことがあります。それがまさにこの本だいうようにレシピ本に頼らず自分で考えて調理ができるようになりたいということでした。

昔の僕の料理は毎日の家族の弁当づくりでした。完全にレシピ本便りでしたから本を見ないと料理ができません。でも困っことに、遺伝の目の病気が進行して文字が読めなくなってしまったんです。計りやカップの目盛りも見えません。なのでレシピ本通りの作りかたができなくなってしまったのです。それが僕が料理から離れてしまった原因の一つだと思います。

料理することが割と好きな息子が今まさにレシピ本料理です。なので、めったに使うことがないレシピ本に書いてあった調味料やスパイスなどがどんどんキッチンの棚に増えていくんです。ラベルが見えない僕にとっては不明なものが増えて困ってしまうんだけど。昔の僕もまさにそんな感じでしたよねぇ。

でも、私の母もかずみさんも、レシピ本なんか見ないですし、基本的な調味料を測りも使わず感覚的に加えて美味しい料理を作っているのだから自分もそうなりたいと思って料理の練習を再開したんです。そうなるために必要な考え方を7つのパターンで教えてくれているのがこの本です。

参考になること沢山あるし、そうだよねぇって共感できることも多いです。

例えば毎日必ず作るみそ汁。レシピを見たらだしの取り方から書いてあるわけだけど。
別にだしを取らないといけないと考えることない。と書かれています。
そうですよねぇ、だしとらなくてもそれなりに美味しくできるし。僕は具沢山なので、出汁が摂れるような具材も使いますし。味噌の量もこんなもんかなくらいで、何度か作っているうちに感覚的にわかるようになってくるし。

めんどくさくないように料理できるようになるって大事なことだと感じています。

そのためにとても参考になる本でしたし、今チャレンジしているお弁当づくりにも生かしたいと思います。


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