僕がランニング日記や弁当日記、そしてダイエット日記などを書いているのは、自分のモチベーションを上げるためでもあるし、記録を残したりアウトプットすることで質が高まったり、新しい気づきを得られるからです。たまに過去の日記を読み返すこともありますが良い学びになります。
そんなわけで、今回はランニング日記について少し頭の中を整理しておこうと思って。過去の記事を読みながら書いています。実は将来的にはランニングに関する noteの記事 や Kindle本 を書いてみようかなと考えているんです(^^)
このブログ「もしもしカメよ」でランニング日記を書き始めたのは、2023年の10月19日から。それ以前は、別のサイト「ほめやせ」でダイエット日記の一環として書いていました。なので、この記事では「ほめやせ」に書いていたランニングやウォーキング、さらには筋トレなどの運動について、概要を簡単にまとめつつ、リンクも載せておこうと思います。
はじめはダイエットの為のウォーキング
ほめやせに書いた こちら(2022年4月11日) から こちら(2023年10月18日) までのダイエット日記に書いた内容をピックアップすることになりますが、ただ、最初からランニングをしていたわけではなく、そのきっかけはダイエットでした。痩せるため、そして運動不足を解消するために始めたウォーキングがスタートだったんです。
さらに、ダイエットをしようと思ったきっかけについては、こちらの記事 に書いた「孫を追いかけてまさかの膝痛事件」からなんですよね。これがすべての始まりでした(笑)
でも、この記事を書いた4月11日からすぐにウォーキングを始めたわけではありません。このときは膝を壊していたので、まずは食事制限だけを行っていました。4月の中頃からは、膝に負担のかからない筋トレを少しずつ始めていますが、ウォーキングを始めたのは4月26日の日記からですね。
外に出て歩く習慣づけ
それまでの10年間、僕は完全に運動から離れていました。ずっとインドア生活で、極端な運動不足になっていたんです。なので、まずは外に出て歩く習慣を身につけようと思い、10分の折り返しウォーキングからスタートしました。1日の歩数にすると、だいたい2,000歩くらいからのスタートでしたね。
このころには「5千も歩いた」と書いている日記もありますが、10km走るのは当たり前の今からしたら懐かしい思い出です。
継続するためにはどうしたらいいか、いわゆる「3日坊主対策」も考えました。その中で、効果的だった方法のひとつが、日記を書いてそれをシェアすることです。それに加えて、新しいシューズを用意してモチベーションを上げるなんてこともしていましたね。
YouTubeを聞きながら歩く作戦
それと、このころには「外に出て歩くことをもっと楽しむにはどうしたらいいだろう?」と、いろいろ考えていましたね。
当時の僕は、YouTubeの動画を見るのが好きでした。それは今でも変わりません(笑)。そこで、YouTubeを聞きながら歩くことを始めてみたんです。
どうせ僕は目が悪くて、家の中でも「見る」というより「聞くだけ」だったので、スマホを腕に巻き付けられるホルダーを用意しました。そして、YouTubeを聞きたくなったら、それをきっかけに歩きに出かける、という新しい習慣を作ったんです。
この「歩く時間=学びの時間」という工夫がとても上手くいきました。それが、最終的には一日一万歩の習慣を作るのに大いに役立ったんです。
そして、このころはオートファジーダイエットを始め、一汁三菜の食事にこだわるようになり、スロトレにハマっていた時期でもあります。ダイエットを始めて5カ月が経ったころには、なんと20kg以上の減量に成功していました!さらに、HIIT(高強度インターバルトレーニング)にも取り組んでいたのがこの時期ですね。
音楽を聴きながら歩く作戦
ウォーキングに関して新しい取り組みを始めたのは、ダイエットを始めて9カ月が経ったころ。下記の日記を書いた時期がまさにそのタイミングです。
⇒ 2023.01.25音楽のダイエット効果
⇒ 2023.01.29音楽を聴きながら歩く作戦がやばい。若返りを実感してます
⇒ 2023.02.01音楽は感情に働きかけてくれるから
それまでは、歩くときはYouTubeを聞きながらが定番でした。でも、さすがに飽きてきたというか、毎日2時間も聞いていると、聞きたいものがなくなっちゃうんですよね。そこで、YouTube以外のものを試そうと思い、Amazon Musicを使って音楽を聴きながら歩くようになったんです。
さらに、このころから音楽を聴きながら、その曲のテンポに合わせて歩くようにもなりました。テンポが速い曲やテンションが上がる曲が流れると、自然とジョギングするようになったんです。
アレクサを使い始める
歩きながら音楽を聴くことで、モチベーションを上げたり、テンポを変えたりしながら楽しく歩けることが分かりました。そこで、「もっと便利に音楽を聴く方法はないかな?」と考えるようになったんです。ちょうど利用していたのがAmazon Musicだったこともあり、**「アレクサ」**を活用するようになりました。
下記の記事にも書いていますが、アレクサとはAmazonが提供している音声アシスタントサービスです。iPhoneのSiriのようなもので、Amazon Musicと連動しているため、聴きたい曲を探すのにとても便利なんです。
このころの日記を読み返すと、「音楽を聴きながら歩くのが楽しくて、自然と歩数が伸びちゃう」と書いてありました。
やっぱり、運動に何か楽しみを加えられると継続しやすくなりますね。そもそもの目的が「痩せるため」とか「健康のため」であっても、それだけではなく、楽しさを加えられたら継続率は格段に高くなるものです。楽しみを見つける工夫をすることが、長く続けるコツだと思います。
スロージョギングを始める
アレクサを使っていろいろな音楽を聴くようになり、このころはユーロビートを聴きながらスロージョギングをするのが定番になっていました。
BPM150~160くらいの曲が多かったと思いますが、そのテンポだと早歩きではなく、スロージョグになっちゃうんですよね。
ちょうどこの時期は、高校生のころの体重を目指してダイエットに挑戦していて、HIIT(高強度インターバルトレーニング)にも取り組んでいました。運動への意識が高まっていたことも、スロージョギングを始めたきっかけの一つだったのかもしれません。
さらに下記の日記の頃には同じテンポの曲を集めたプレイリストを作り始めているんですね。
⇒ 2023.03.17 食事は腹〇分目作戦。運動は音楽作戦
⇒ 2023.03.18 音楽作戦、同じテンポの曲を集めたプレイリスト作成中
⇒ 2023.03.26 音楽作戦の進化と効果、花見のリセットほぼ完了
ちなみに、このプレイリストは今でもランニングのときに愛用中!
定期的に曲を入れ替えたり、メンテナンスをしながら使っています。
BPMは100、110、120、130、140、150、160、170、180と細かく分けて作っています。ウォーキングやジョギングの時にアレクサでそれらのプレイリストを呼び出して聞きながら走るのですが、最初の頃はゆっくり歩くときはBPM100とか110、少し速めの時はBPM130、早歩きなら140といったテンポのプレイリスっとも使いました。またスロジョグの頃はBPM150とか160とかも。
でも現在は早歩きをすることはなくほぼジョギングとランニングなので、BPM170とBPM180のプレイリストばかりです。
ウォーキングコース選び
音楽を聴きながらジョギングをするようになったのは、ダイエットを始めて1年ほど経ったころでした。でも、どんなに良い習慣でも、同じことを毎日繰り返していると飽きてしまうこともあります。
そこで、何か工夫をしたくなるわけですが…。
このころに始めたのが、ウォーキングコースを増やすことと、アレクサを使ってKindle本を聴くことでした。
➡ 2023.7.27 新しい散歩コース、海コース2を開拓中
住んでいる場所が、ウォーキングをするのに恵まれた環境だったのはラッキーでした。
近所には、1周1.25kmの周回コースがある「岸和田中央公園」という大きな公園があります。
そのすぐ横には春木川が流れていて、川沿いには河川敷のウォーキングコースが整備されています。
この河川敷コースを約3kmほど山手に進むと、大阪府最大のため池である久米田池があり、ここには2.7kmの周回コースがあります。
さらにそこから約3km山手に行くと、トンボ池公園という、さらに大きな公園もあります。
反対に、中央公園から海側へ下っていくと、岸和田城や、約3kmの周回コースがある「濱工業公園」もあり、河川敷からそのまま海まで行くことも可能です。
「今日はどこを歩こうかな?」と選べるコースがたくさんあると、ウォーキングも飽きずに続けられますね!
アレクサ×Kindleで「ながら読書」
Kindleでは、マラソンのハウツー本をいろいろ読んでいますが、
「複数のコースを決めておくと、飽きずに継続しやすい」と書かれている本が多いです。
そして、このころ、Kindle本の音声読み上げをアレクサで簡単にできることを知りました。
それ以来、ランニングや健康、ダイエット関連のハウツー本、小説やエッセイなど、**Kindle Unlimitedの本を「聴きながらウォーキング」**するようになりました。
この習慣も、飽きずにウォーキングを続けるための工夫のひとつとして定着しています。
ランニングに目覚める
ということで、2022年4月にダイエットをきっかけにウォーキングを始めてから、2023年10月までの1年半の取り組みについて書いてきました。
YouTubeを見たり、コースを工夫したり、アレクサを使って音楽や本の読み上げを聴いたり。こうした工夫をしながら続けてきました。もちろん、ダイエットや健康のためという大切な目的があってのことですが、歩く・走るという行為自体はどうしても単調になりがちです。
飽きずに継続するためには、楽しめる工夫が必要。
そうやって続けてきたのが、この最初の1年半でした。
でも、歩く・走るという行為そのものが楽しくなったら、それが一番いい。
そんな気持ちの変化が生まれ始めたのが、下記の日記のころでした。
上の記事にも詳しく書きましたが、健康情報を発信する人の中には、ランニングやマラソンを否定的にとらえる人もいます。
きっと、そういう意見に影響されていたのだと思います。
でも、実は僕、走ることが結構好きだったんだなということを、ふと思い出したんです。
当時のダイエット日記にも何度か書きましたが、中学校のマラソン大会では、1年2位、2年2位、3年3位。高校では1年7位、2年4位。
1位にはなったことはありませんが、それなりに速かったんですよね。高校のときなんて、750人中の4位でした。
もちろん、校内マラソンレベルなので自慢するほどではありません。
でも、中学生のときには地区の陸上大会の800m走で学校代表に選ばれたこともあります。
部活はサッカー部でしたが、練習が終わったあとや休日にもよく走っていました。
そして社会人になってからも、時々走っていたんです。
2004年、41歳のときにはホノルルマラソンを完走しましたし、2011年~2012年ごろには、このブログにウォーキングの記録をつけていたりしました。
でも、ずっと一貫して継続していたわけではありません。だからこそ、2022年の時点ではブクブクに太って、ダイエットの必要に迫られていたわけですが…。
でも、好きじゃなかったら、マラソンなんて走らないですよね。
そんな「走るのは楽しい」という気持ちを、もう一度取り戻せたのが、2023年10月のことでした。
このころの日記を読み返すと、面白いことがいろいろ書いてあって、懐かしい気持ちになります。
⇒ 2023.10.17 走ることの目標も考えてみよう
⇒ 2023.10.18 歩くより走るほうが楽なのです
そして、下記のリンクの日記から、ダイエット日記にランニングの事を書くのでなく、このブログに「ランニング日記」を書き始める事になったのでした。
⇒ 2023.10.20 10月19日(木)/トレーニング記録を再開します
この記事を書いているのは2025年2月。
上のリンクの日記から約1年4カ月が経っています。
読み返してみると、ゆっくりではあるけれど、60歳を過ぎても成長できるんだなということが、改めてよく分かります。ということは、これからもきっと成長していけるはずですよね。
若かったころのランニングのイメージのまま走ってしまい、故障を繰り返した1年4カ月でもありました。でも、少なくとも41歳でホノルルマラソンを走ったころの自分には戻れていると思います。
ホノルルのときは6時間以上かかってしまいましたが、今ならもっと速いタイムで走れるはず。
そういったことも、これから証明していきたい。
そして、60歳を過ぎてからの成長の記録を、このブログに綴っていきたいと思います。